三浦大輔作・演出の舞台『僕らの時代じゃない』が、10月より上演決定。森田剛、鈴木杏、峯田和伸が共演する。
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1996年に演劇ユニット「ポツドール」を結成し、2005年に上演した『愛の渦』では第50回岸田國士戯曲賞を受賞した三浦大輔。三浦が作・演出を務め、2024年に THEATER MILANO‐Zaにて上演された『ハザカイキ』では、「芸能界」「マスコミ」という特殊な世界から“時代の価値観の変容に踊らされる人々”を三浦独自の視点で濃密に描き出した。芸能記者・タレント・アーティスト・マネージャーという登場人物やそれを取り巻く人々の人生を切り口にした同作から2年。三浦自身が『ハザカイキ』では描き切れなかったと語る「一般人」「世間」に視点を移し、SNSからあふれ出る情報、多様性などといった新しい価値観に適応していくことが必要とされ、目まぐるしく変化し続ける社会の渦の中で生きる“どこにでもいる誰か”を本作では描く。
登場人物はたった3人、舞台は“居酒屋”のワンシチュエーション。物語はそれぞれ三者三様の人生を歩んできた高校の同級生3人が結婚式で再会し、“居酒屋”で飲み始めるところから始まる。“居酒屋”で繰り広げられる些細でとりとめのない会話から、『時代』の真意、『人間』の根源的な存在意義に迫る。
出演は、舞台『砂の女』『ヴォイツェック』や映画『雨の中の慾情』などジャンルを問わず多数の作品に出演し、独自の存在感で高い評価を受ける森田剛。舞台『殺意 ストリップショウ』『真夏の夜の夢』では第28回読売演劇大賞で大賞・最優秀女優賞を受賞するなど、自然体で繊細な演技で多くの人を惹きつける鈴木杏。森田と鈴木は本作で三浦作品には初参加。さらに、ロックバンド・銀杏BOYZのボーカルであり、今年公開の映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』で主演を務めるなど俳優としても活躍、映画・舞台で三浦作品にも数多く出演し、三浦の信頼が厚い峯田和伸。
三浦は本作について「コンプラもなく、どんな発言も他人に干渉されない空間。それを徹底的に舞台で表現したらどうなるのか? 難しい創作になりますが自分本位にならず、丁寧に作劇したいです」と意欲を見せる。
森田は「信頼しているプロデューサーに声を掛けて頂いた事、三浦さんに興味があり出演させていただく事になりました。以前、三浦さんの『激情』(2004年フジテレビ『劇団演技者。』内にて放映)という作品に出演させていただき、その時の記憶が強烈に残っています。理由は分かりませんが、好きです」と三浦への印象を語る。
鈴木は「どんな作品に、どんな演劇になるか、まだまだ予想ができませんが、このタイミングでしか味わえない、稀有な演劇体験をして頂ける作品になるのでは、と思っています。
峯田は「三浦作品の魅力は、息苦しいくらいな物語のおもしろさ。冷たい肌ざわりとやさしい目線。ネタとベタとメタ。そんな三浦さんがやるんだったら僕もやります。そして、ずっと一緒にやってみたかった森田さんと鈴木さん。今から本当に楽しみでなりません。同時に逃げ場もありません」と心境を語った。
舞台『僕らの時代じゃない』は、10月8日~27日まで紀伊国屋ホールにて、11月に愛知・京都にて上演。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■三浦大輔
『僕らの時代じゃない』は、時代の価値観の狭間でもがく40代の大人たちの話です。
キャスティングは、この挑戦的な作品にふさわしく、演技力はもちろん唯一無二な個性と各々確固とした軸のある理想的な3人が集まって下さいました。森田くんとはこの十数年ずっとご一緒したいと思っていたので、やっと念願叶い、非常に嬉しく思っております。鈴木さんは舞台上でその演技を何度も拝見していました。初めて自分の作品の中で演じる姿を見られることに高揚しております。峯田くんは僕の舞台に出演して下さるのは3回目です。もう信頼しかありません。今回、まだ誰も見たことのない彼の魅力を引き出したいと意気込んでおります。
ありきたりな言い方ですが、是非、劇場で皆様が目撃者となって下さったら幸いです。お楽しみに!
■森田剛
信頼しているプロデューサーに声を掛けて頂いた事、三浦さんに興味があり出演させていただく事になりました。以前、三浦さんの『激情』(2004年フジテレビ「劇団演技者。」内にて放映)という作品に出演させていただき、その時の記憶が強烈に残っています。理由は分かりませんが、好きです。
そして三浦作品で今回、峯田さん、鈴木さんと芝居が出来る事が楽しみです。
公演を楽しみにしているお客様、自分自身も楽しみでなりません。よろしくお願いします。
■鈴木杏
約二年半振りの舞台出演になります。どの様な形で舞台の世界に戻ることになるんだろう? と思っていたら、私にとって未知の世界に呼んでいただけて、直感的に「おもしろそう!」と飛び込みました。三浦さんは独自の視点から人間の中にある、「いきものとしての深部」を炙り出している方だと思うので、三浦さん、森田さん、峯田さんと向き合う中で、私の中に潜む、いきものとしての深部が炙り出されることにワクワクしています。
どんな作品に、どんな演劇になるか、まだまだ予想ができませんが、このタイミングでしか味わえない、稀有な演劇体験をして頂ける作品になるのでは、と思っています。共犯者のような気持ちで目撃して頂けたらうれしいです。
■峯田和伸
三浦作品の魅力は、息苦しいくらいな物語のおもしろさ。冷たい肌ざわりとやさしい目線。ネタとベタとメタ。
そんな三浦さんがやるんだったら僕もやります。そして、ずっと一緒にやってみたかった森田さんと鈴木さん。今から本当に楽しみでなりません。同時に逃げ場もありません。
今回の舞台は三浦さんの話を聞いているかぎり、自分でもどうなるかわかりません。この恐怖と興奮が伝わるでしょうか。
お楽しみに。

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