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広末は7月18、24、25日の3日間、東京・丸の内のCOTTON CLUBでバースデーライブを開催。計5公演で『MajiでKoiする5秒前』『大スキ!』などを披露した。ライブでは髪をばっさり切り、大ブレイクした10代のころを彷彿とさせるショートカット姿で登場。「懐かしい広末のイメージだったりとか、同窓会みたいな気分になってもらえたら」と、その意図を語っている。
密着取材で特に印象的だったのが、2025年5月に「双極性感情障害」と「甲状腺機能亢進症」を公表した経緯だ。広末は、病気を「騒動の言い訳」にしたくないとの思いから公表をためらっていたという。そんな母の考えを変えたのが中学生の次男だった。
「ママのファンの人だったらそれを知りたいんじゃないか。それを隠して言わないで、どうしてお休みしてるんだろうって思わせる方がきっと心配だし、本当にママのことが好きなんだったら、離れていかないんじゃないか」
息子からそう指摘され、「180度(考えが)変わった」という。
活動休止のきっかけとなったのは、2025年4月の騒動だった。
1年以上を経ての地上波復帰に対し、ネットでは「やっぱり魅力ある女優さんだと思う」「好きなのでがんばってほしい」「失敗しても次のチャンスは与えられるべき」と再起を歓迎する声が上がった。その一方、「もう地上波復帰したことに違和感」「病気をじっくり治療してからの方がいいのでは」「騒動の内容が内容だっただけに復帰はまだ早い」と批判的な意見も少なくない。
ここでポイントになるのが「地上波復帰」の意味だ。
不祥事を起こした芸能人が復帰した場合、活動の場が舞台、映画、配信コンテンツ、ライブなどであれば、基本的には見たい人がお金を払ったり、自らアクセスしたりする。今回のバースデーライブも、広末を待っていたファンが集う場所だった。その場合は批判が少ない。
一方、地上波テレビは事情が違う。復帰に否定的な視聴者でも、チャンネルを合わせれば目に入る可能性がある。それだけ批判が起きやすい。
本人はインタビューで、「昔みたいにかっこつけたり、理想の女優像を演じて頑張っている自分のターンは終わった」と語り、「自分の今の正直な最大限だけを見てもらって、ちょっとずつ細々とお仕事と向き合っていけたら」と今後について話した。
つまり、本人は「昔のように地上波でバリバリ活躍できる」とは思っていない。であれば、わざわざ地上波に出演して批判を浴びる必要はないように思える。
それでも彼女は、ファン以外の不特定多数が目にする地上波番組で、騒動や病気、葛藤、自身の弱さまで赤裸々に語った。この地上波出演は、ファンだけに向けた活動にとどまらず、批判も含めた世間の視線と再び向き合いながら「芸能の仕事で生きていく」という強い決意表明のように感じられる。
広末は10代のころから数々の映画やドラマに出演し、長年にわたって女優としてキャリアを積んできた。騒動を経ても、その存在感や演技力を評価する声は根強い。結局のところ、今後の評価を左右するのは、これからどんな仕事を選び、どのような姿を見せていくかだろう。女優としての実力と今後の積み重ね次第で、世間の見方も大きく変わっていくのではないだろうか。
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