「鉄分を摂るならほうれん草」と思っていても、しょうゆだけで食べていると、その栄養を十分に活かせていないかもしれません。実は、ある調味料や食べ合わせを意識するだけで、植物性食品に含まれる鉄は吸収されやすくなるといいます。
今回は、『その食べ方は栄養を吸収してません』(木内麻里著、日比洋子栄養監修/青春出版社)から、鉄分を効率よく摂るための食べ方を紹介します。
○ほうれん草を食べるなら「酢の物」がいい理由

鉄を摂るなら動物性食品がベスト。でも、植物性食品にも含まれていますから、上手に取り入れたいですね。

そこで、とっておきのコツを伝授しましょう。鉄を多く含む植物性食品を摂るときは、酸味やビタミンCとセットで摂るのです。

植物性食品に含まれる非ヘム鉄には、酸味やビタミンCと一緒に摂ると、体に吸収されやすくなるという特徴があります。

そこで、非ヘム鉄が含まれるほうれん草や小松菜、海藻類を食べる際は、酢の物にしたり、ポン酢などをかけたりして食べましょう。

サラダに添えられることが多いパセリも、非ヘム鉄が多く含まれています。ドレッシングにレモン汁を加えるのもいいですね。

レモン汁は、プルーンを食べるときにかけるのもおすすめですが、残念ながらドライプルーンに含まれる鉄は、プルーン10個(100g)あたり非ヘム鉄が1mg程度と、それほど多くありません。一方で、食物繊維やカリウムやポリフェノールが豊富に含まれていますので、そうした栄養を摂ることをメインに考えたほうがいいかもしれません。

なお、ドライフルーツには糖質も多く含まれているため、摂りすぎには注意しましょう。


○『その食べ方は栄養を吸収してません』(木内麻里著、日比洋子栄養監修/青春出版社)

食べたものが100%吸収されると思ったら大間違い! いくら栄養豊富なものを食べても、きちんと消化・吸収されなければ、体を「素通り」しているだけにすぎません。「卵かけごはんの白身は生で食べると残念」「ほうれん草のおひたしにはしょうゆよりもポン酢」などなど、効果的に栄養を取り入れるコツを最新栄養学をもとにお教えします。食が細くなった人、コスパよく食べたい人は必見です。
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