高価な美容液よりも、毎日の食事と生活習慣のほうが肌を大きく左右します。美容医療に携わる医師が実践している方法と、美肌のために「摂るべきもの」「控えたいもの」を伺いました。


今回のテーマは、「肌の老化を遅らせる、食事と生活のコツ」です。
「攻め」より「守り」の積み重ねが効く

松澤先生が実践しているのは、特別な美容法ではなく、日々の地道な積み重ねです。外出時は日焼け止めをこまめに塗り直し、日傘も活用。晴れた日に窓際でPC作業を長時間しないことも意識しているといいます。

さらに、ビタミンCとDのサプリメントを取り入れ、十分な睡眠時間を確保し、朝は適度に運動することも習慣にしているそうです。松澤先生は、「紫外線対策は“何かを足す”より、“ダメージを減らす生活”の積み重ねが大切」と強調します。

また、加工食品や揚げ物は控え、お酒は毎日飲まず、飲むとしても量を控えめにするなど、食生活にも配慮。定期的なピーリングで肌を整えることも欠かさないといいます。
食事は「タンパク質+ビタミン」、糖化対策も忘れずに

積極的に摂りたいのは、肌の原料となるタンパク質をはじめ、コラーゲン生成に関わるビタミンC、抗酸化作用を持つビタミンE、皮膚や粘膜を守るビタミンA、ターンオーバーに関わる亜鉛、オメガ3脂肪酸、ポリフェノール類です。

一方で、松澤先生によると注意したいのが「糖化」です。高糖質・高GI食品の摂りすぎに加え、加工肉・揚げ物・焦げに多い終末糖化産物(AGEs)は、肌の黄ぐすみや組織の硬化に関係すると報告されています。

また、甘い飲料を日常的に飲む習慣や、過度な塩分・アルコール摂取も肌への負担になりやすいため、松澤先生は「高価なスキンケアより、まず食生活を整えることが重要」と話します。


監修ドクター : 松澤 宗範 まつざわ むねのり 2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科2017年4月 横浜市立市民病院形成外科2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職2019年2月 銀座美容外科クリニック 新宿院院長2020年5月 青山メディカルクリニック 院長2024年7月 肌管理クリニック2025年12月 アウラニクリニック統括院長 この監修者の記事一覧はこちら

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