女優の有村架純(33)が、舞台「キュー」(11月15~29日、東京芸術劇場プレイハウスほか)に出演することが発表され、話題となっている。


 物語は、第2次世界大戦から現代、そして700年以上先の未来へ。

時代を超えてつながる人々の記憶が、「わたし」という存在を揺るがしていく。第2次世界大戦を生きた人々の遺伝子を継ぐ男と、原爆投下の記憶を宿す少女が出会い、壮大な時間軸の中で、“存在”そのものに問いを投げかけるというストーリーだ。有村は、立花徹の高校時代の同級生・渡辺恭子、戦時中を生きる椚節子、未来を生きる女型「Rejected People」の3役を演じる。


 有村にとっては、2021年に朗読劇「忘れえぬ 忘れえぬ」「初恋」や、安部公房原作の「友達」に出演して以来、約5年ぶりの舞台出演となる。


 先日、都内で行われた制作発表会見で有村は、「そもそも舞台というジャンル自体が私にとっては挑戦」「ちょっと私のIQがついていくかどうか」などと話している。


 スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。


「有村さんはもうすでに10年以上、売れている状態が続いている。出演作が途切れないのはいいことですが、多忙のため、なかなか演技を磨いたり、演技に必要なものをインプットする時間がない状態でしょう。なので、ここで舞台をやることによって、“引き出し”を増やそうという事務所の戦略なのではないでしょうか」


 確かに、俳優の菅田将暉(33)とダブル主演を務めた恋愛映画「花束みたいな恋をした」(21年)は興行収入38.1億円のヒットを記録。有村は「第45回日本アカデミー賞」で最優秀主演女優賞を受賞したが、その後、なかなかヒット作に恵まれず、公開中の映画「マジカル・シークレット・ツアー」も大きな話題になったとは言い難い。


 さらに有村を取り囲む環境の変化もある。


「有村の所属事務所のフラームでは、いずれも移籍組の吉岡里帆(33)、白石聖(27)、長濱ねる(27)といった実力派が台頭し、有村のポジションを脅かしています。

有村は、30代半ばにさしかかるのを前に、舞台をきっかけとして女優としてさらなるステップアップを重ねたいところでしょう」(同前)


 5年ぶりの舞台で、初めて1人3役に挑む有村の奮闘に期待したいところだ。


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「ポスト有村架純」が意識され始めたようだ。関連記事【もっと読む】“有村架純の次”は白石聖か長濱ねるか…TBS日曜劇場は“大手持ち回り”からフラーム最強へ…では、本人の後釜をめぐる出世レースについて伝えている。


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