のん(33)が13年ぶりに地上波連続ドラマにレギュラー出演することで注目を集めていた『Tokyo middle 30(トウキョウ ミドルサーティー』(以下『TМ30』、フジテレビ系)が、7月期の最低視聴率を記録して大苦戦している。


『TМ30』は6年前に中国で大評判となった、将来を語り合った地方の仲良し女子高生トリオの20年後を描いた『30女の思うこと~上海女子物語~』というドラマのリメイク版。

フジテレビの連ドラで初めて主演を務める仲里依紗(36)と、平均視聴率が20%を超えた、2013年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』以来の完全復活となるのんの共演で話題性は抜群だったはず。連ドラの初回視聴率は、御祝儀数字が上乗せされるのが常で、前評判が高ければ高いほど"とりあえず初回は観て、見続けるかを決めよう"と注目を集める。


 しかし残念ながら『TМ30』は、初回が3.2%(視聴率は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話では2.4%と、残念な数字を記録してしまった。


 この"水曜22時枠"では、2024年1月期の『婚活1000本ノック』(主演『3時のヒロイン』福田麻貴)が歴代最低平均視聴率2.8%を残しているが、第3話の視聴率が2.8%だった『TМ30』はこれで、ワースト記録で並んでしまった。


 ちなみに『婚活~』の初回視聴率は、『TМ30』を上回る3.6%だったから、『TМ30』のスタッフが青ざめるのも無理はない。


■TVer、"お気に入り登録者数"もパッとせず


 それでもTVerの見逃し配信、“お気に入り登録者数”が多ければ、若年層の興味が高いと言えるのだが、8月7日現在でランキングは14位。『あまちゃん』の視聴者からも、『あまちゃん』を知らない若年視聴者からもそっぽを向かれているのが現状だ。


「フジテレビにとってダメージが大きいのは、F1層と呼ばれる若い女性層をターゲットにリメーク版を制作し、仲とのんという話題性の高いキャスティングをしたものの、この視聴者層から全く相手にされていないという現実です。過去と現在を行ったり来たりする演出も忙し過ぎて、感情移入が追い付かないとか、仲とのん以外のキャストの地味さを指摘するSNSの投稿も見られます。オンエア前にプロモーションで同局のバラエティー番組に出演したのんに『あまちゃん』の『潮騒のメモリー』を歌わせるサービスもしたわけですが、話題になったのは『あまちゃん』を知る一部の中高年だけ。狙ったターゲットには全く響かず、“あの人は今”状態でこの先が心配になります」(芸能関係者)


 のんは、昨年4月期の『キャスター』(TBS系)にも、11年ぶりに民放ドラマに出演することで騒がれたが、ゲスト出演した回も含め、数字を伸ばすことは出来なかった。


 独立騒動や、『あまちゃん』を知らない若年層に、リスタートしたのんという女優がどう食い込んでいくのか。

のんが完全復活するまでにはまだしばらくの時間がかかるのかもしれない。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


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 かつての自身の活躍が、今の自分を苦しめているということか。関連記事【もっと読む】のん&菊池風磨で12年半ぶり民放連ドラレギュラーも…"完全復活"を阻む「能年玲奈の影」…では、「能年玲奈の影」に苦しむ女優・のんについて伝えている。


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