夏の風物詩「盆踊り」が盛り上がるシーズン。子供の頃は、地元の神社などで行われていた盆踊りによく行ったが、大人になってからは縁がないという人も多いかもしれない。


 しかし近年、そんな盆踊りに若者たちが参加して、楽しむ姿を見かけることが増えてきた。これまでのように「東京音頭」や「炭坑節」などの“昔ながらの曲”も流れているが、今どきはJ-POPや洋楽が盆踊りの曲として流されることが増えているのだ。


 今や、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」は全国どこでも流れていて、大人から子供まで楽しめる曲として定着している。さらに、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」なども子供を中心に愛されてきた。


 コロナ以降になると、さらに多くのJ-POPが登場し、Snow Manの「カリスマックス」やM!LKの「好きすぎて滅!」、さらには、CUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」やCANDY TUNEの「倍倍FIGHT!」なども流されるようになった。


 今では“J-POP盆踊り”や“アニソン盆踊り”などもあり、踊るのはもちろん、その場のノリを楽しむフェスのような形になりつつある。


 先日行われたエンタメ盆踊りとして名高い「中野駅前大盆踊り大会(通称ナカボン)」では、DJKOO(TRF)がMCを回しながら、多くのアーティストが出演。定番の盆踊り曲に加え、旬のJ-POPで集まった人たちを楽しませた。


 楽曲に変化が起きていることに違和感を覚える人もいるかもしれないが、会場で、たまたま通りかかった人が、なじみのあるJ-POPが流れているのを耳にして、盆踊りの輪に入ってくるなんてことも多くなった気もする。


 エンタメ色の強いフェス感覚の盆踊りが盛り上がる一方、もちろん、これまでのように民謡やご当地ソングが中心の神社や公園などで行われている盆踊りも健在だ。 


 会場ごとに曲目やロケーションも違うので、クラブイベント感覚で、いろんな会場の違う雰囲気を味わってみてほしい。きっと“盆踊り沼”にハマるはずだ。


(盆踊りマイスター・ブレーメン大島)


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