趣里(35=写真左)主演の連ドラ「大空港~GATE24~」(テレビ朝日系=水曜夜9時)が大健闘だ。舞台は架空の「関東国際空港」。

各省庁から集められた空港職員たちが、さまざまな事件に遭遇しながらも日本の安全を守ろうと奮闘する――といったお話で、趣里は驚異的な観察眼を持つ税関職員の森万智を演じている。


 8月13日に放送された第4話の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)は世帯8.6%、個人5.0%。初回は世帯10.7%と2ケタの好発進で、以降9.6%、9.1%と、昨今の連ドラでは珍しくなった“高い数字”をマークしている。


「視聴率だけ見ると確かに高いんですよ。ただ、趣里さんの夫である三山凌輝さんの不倫疑惑報道がスクープされたタイミングでの初回放送でしたから。初回は《趣里ちゃん頑張って》なんて世間からのエールもあり、高視聴率につながったのかもしれないですね。このご時世、8.6%でも十分大健闘なのですが、だんだん下がってきているのが気になります」(エンタメ誌編集者)


 視聴率は好調でも、TVerのお気に入り登録数は58.7万と夏ドラマのベスト10圏外。さらにレビューサイトFilmarksでの評価は5点満点で3.1と決して高評価ではない(いずれも8月19日現在)。


「舞台が空港なのでゲストは外国人が多い。外国人が登場すると、最初はその国の言語で話し、その後突然、日本語吹き替えになるという斬新な手法もレビューサイトでは賛否両論です。《目が悪いから字幕だと見づらいので吹き替え助かる》という声もあるものの、《不自然》と感じてしまう視聴者の方が多いようです。ただし吹き替えに人気声優を起用しているので、声優ファンは確実に視聴率に貢献しているかと」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

さらにこう続ける。


「予算が減った日本のドラマあるあるですが、《セットが安っぽくてしらける》といった指摘も。また、吹き替えのせいで《再現ドラマみたい》なんて声もあり、この2つが厳しい評価の原因にもなっている。視聴者も空港職員の”お仕事もの”として、最初は《知らない世界だ》とワクワクしたと思うのですが、そのワクワクをキープし続けられていないようです」


 空港の入国審査となると、ネタはいくらでもありそうで、このまま視聴率が好調ならシーズン2も視野に入りそうだが……。


「驚異的な観察眼で“事件”の謎を解く――趣里さん演じる真智は、どこか父である水谷豊さん(写真右)が演じる『相棒』の右京さんに通じるものがある。実際、趣里さんがこういう役を演じることを喜んでいる『相棒』ファンもいます。同じテレ朝系ですし、父は『相棒』、娘は『大空港』で長く続くシリーズになれば万々歳。そのためには後半戦でもうひと盛り上がりがほしいところですけどね」(スポーツ紙芸能担当記者)


 ドラマ終了後に「離婚発表か」などと一部で報じられている趣里だが、女優業は絶好調のようだ。


「その『相棒』もいつか終わりが来る。もし趣里さんが刑事役でゲスト出演し、水谷さんとの親子共演が実現したら数字は爆上がりでしょうし、“花道”も飾れます。さらに趣里さんが右京さんの後を継ぐ……というのは夢物語でしょうが」(在京キー局関係者)


 そうなれば青天の霹靂だろう。


  ◇  ◇  ◇


「心中を察して余りある」とは、まさにこの状況だ。

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