【この有名人の意外な学歴 2026年夏】#8


 滝沢秀明(44)が率いるTOBEに移籍して3年。元Kis-My-Ft2(キスマイ)の北山宏光(40)は今夏、7年ぶりにホラー映画「氷血」に主演。

今年上半期のドラマ「AKIBA LOST」(日本テレビ系)でも主役を務めるなど、旧ジャニーズ時代と変わらない人気を見せつけている。


 生まれ育ったのは神奈川県相模原市。「10代前半の頃、両親は離婚。一人っ子の北山は小学校教師だった母親に引き取られた」(芸能記者)という。地元の公立中学に通う北山は注目の的だった。アイドルの卵としてではない。サッカー選手としてだ。大会への出場記録は残っていないが、「地域ではちょっと名が知られた存在だった」と神奈川県の少年サッカークラブの指導者。本人の将来の夢もJリーガーだった。


 高校はタレントのためのトレイトコースがある堀越に進んだ。だが、同コースに入ったわけではない。北山が入学したのは体育コース。

スポーツ推薦だった。堀越は全国高校サッカー選手権に7回も出場している名門。その強豪校にサッカーの実力が認められたのである。


 しかし、北山が長くサッカーを続けることはなかった。堀越にはレベルが高い生徒がたくさんいた。選手としての限界を感じたことも理由のひとつだったが、何より入学式で受けた衝撃が大きかった。そこには金髪にした男子生徒がいた。すでに数多くのドラマに出演していた山下智久(41)である。その容姿に圧倒されながら、まったく知らない世界で生きている同世代がいることを知った。興味を持った北山は自分から山下に声をかけ、交流が始まった。


「トレイトコースにいるタレントに何かあったら困るので、彼らが学ぶ教室には他の生徒が立ち入れないようになっている。北山君が山下君とたびたび会っていたというのは、かなり稀有なケース。

校内ではなく外で落ち合っていたのだと思います」(堀越の元教員)


 山下との親交が深まるにつれ、自身も同じ世界で勝負したいと考えるようになっていく。サッカー選手としての未来は描けなかった。サッカーへの思いを断ち切るため、スパイクなどの用具はすべて捨てた。ジャニーズのオーディションを受け、高2のゴールデンウイークに入所した。


「小学校高学年や中学で入るのがほとんどの中にあって、焦りもあったに違いない」と前出の芸能記者。「保険をかける意味もあって、大学進学を目指した」と推察する。受験勉強に取り組み、亜細亜大経営学部のAO入試に合格した。


 キスマイの前身のKis-My-Ft.のメンバーに抜擢されるのは大学入学直後。本格的な芸能活動が始まるが、学業をおろそかにすることはなかった。しっかり大学に通い、4年間で卒業した。


 この9月からはフジテレビのCSチャンネルで冠番組「北山宏光 THE WORLD BEYOND」がスタート。40代になって、ますます充実しているようだ。


(田中幾太郎/ジャーナリスト)


編集部おすすめ