今年、最大の注目選挙とされる沖縄県知事選が、27日告示される。


 高市首相も25日、自民党の役員会で「政権基盤を占う選挙だ」「党として推薦した候補者をしっかり応援していきたい」と挨拶したほどだ。


 選挙戦は、現職で3選を目指す玉城デニー知事(66)と、自民党が推す新人の古謝玄太・前那覇市副市長(42)の事実上の一騎打ちになる見通しだ。


 世論調査では、玉城氏が数ポイントリードしている。


「『県政奪還』を掲げる自民党は、沖縄県連を中心に総力をあげています。県経済界も全面支援している。対する玉城知事は厳しい戦いを強いられています。やはり、3月に発生した辺野古沖での『抗議船』の転覆事故の影響は大きい。『辺野古新基地反対』を掲げてきた玉城氏も、選挙戦略の見直しを余儀なくされています」(地元メディア記者)


 自民党は、2月に行われた衆院選では県内4つの小選挙区すべてで勝利している。自民党にとっては、県政を取り戻す絶好のチャンスとなっている。


 ところが、その自民党に思わぬ“不安材料”が持ち上がっているという。古謝陣営の幹部に“ハラスメント疑惑”が浮上しているというのだ。


 地元関係者がこう言う。


「顔見知りの男性記者に向かって卑猥な言動をしたり、体を触るなどのハラスメント行為をしています。

そうした行為は、おもに飲み会の席で行われ、双方が男性同士ということもあるため、その場はたいてい笑いに紛れて流されることも多い。ですが、そうしたハラスメントを受けた男性記者の中には事後に不快感を訴える者も少なくありません」


 この幹部は、優秀な実務家として評価され、候補者の古謝とも近い関係だという。


「古謝陣営の実力者だからこそ、彼のもとには情報が集まる。当然、記者たちにとっては貴重な情報源です。彼に気に入られようと多くの記者が飲み会に参加していました。マスコミ側も情報源として彼を重宝していた面もあります」(同)


 県内のマスコミ関係者にとっては、ハラスメントを受けても容易に逆らうことのできない存在だという。


 しかし、両者の間に権力勾配があり、もし、不均衡な立場であることを自覚しながらハラスメント行為をしていたとしたら、民法上の「信義誠実の原則」に反する可能性があるばかりか、独占禁止法が禁じる「優越的地位の乱用」に当たる恐れさえある。


 沖縄県連には、男性幹部のハラスメント疑惑について、17日に質問状を送ったが、25日までに回答はなかった。


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 高市首相は沖縄全戦没者追悼式に首相就任後初めて参列も、猛烈なヤジを浴びせられた。その結果、自民党県連は総理の沖縄入りはプラスにならないと判断、応援要請を見送った。関連記事【もっと読む】『危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り』で詳しく報じている。


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