9月中旬にも行われる内閣改造をめぐり、日本維新の会が相変わらずがめつい。


 大阪府知事の吉村洋文代表が26日、大阪府庁で「高市首相から正式な要請があれば、維新は閣内に入る」と明言した。

高市首相は2月の衆院選直後、内閣改造に合わせた維新からの入閣を要請しており、既定路線ではある。吉村はポストについては、これから高市首相と調整するとしており、「副大臣や政務官の役割も果たしていくことになる」との見通しも示した。


 そんな中、永田町で話題になっているのは、維新の前原誠司顧問の24日の発言だ。京都市内で記者団の取材に応じ、「(維新が)閣僚ポストを2つ求めるべきだ」と語った。前原氏によると、自公政権時代の公明党よりも現在の維新の議席数が多いため、積極的にポストを狙うべきだというわけだ。


 突如降って湧いた“入閣2人説”に、一部では「前原さんが大臣をやりたいだけなんじゃないか」(維新関係者)との声も漏れ聞こえる。しかし、実は首相周辺でも、同様の案が浮上しているという。


「維新の馬場伸幸前代表が入閣に意欲マンマンで、新たに設置が見込まれる副首都整備推進担当大臣や、総務大臣のポストが用意されるのではないか。それ以外にも、維新のためにもう1つ、軽量級の大臣ポストを渡すという話が出ている。参院では自民が少数与党のため、官邸側はここで維新をがっちり抱き込んでおきたいのでしょう」(官邸事情通)



大臣職の経験不足も大きな懸念

 とはいえ、限られた閣僚ポストを2つも維新に譲れば、自民党内からの反発は必至だ。自民は2月の衆院選で大勝し、所属議員が400人超へと激増。ただでさえ、党内の“入閣待機組”が渋滞を起こしているのだ。


「自民党内には、大臣になりたい人が山ほどいます。衆院選では、落選していた大臣・副大臣経験者が返り咲き、彼らも意欲を示している。自民議員の処遇が優先されなければ、納得できません。そもそも、取り沙汰されている総務相は、選挙制度や地方自治を所管する、極めて重要なポスト。維新議員にはこれまで、政務官や副大臣の職を担い、官僚と関係を築くといった経験もない。ポピュリズムに傾倒してばかりの彼らに、果たして大臣職が務まるのでしょうか」(自民ベテラン秘書)


 維新は閣僚ポストをおねだりする前に、身の程を知った方がいい。


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 維新の入閣に関しては、【もっと読む】『内閣改造へ維新がポスト要求…大阪都構想に前のめり「馬場総務相」爆誕に自民が手ぐすね引く理由』ほか、【さらに読む】でも詳しく報じている。


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