2026年7月26日、フィリピン主要通信社フィリピン・ニュース・エージェンシーおよび大手放送局ABS-CBNニュースは、同年8月21日から23日まで、世界的リゾート地ボラカイ島で「第4回東南アジアオープンウォーター選手権」が開催される予定だと報じた。大会には東南アジア各国から約100~120名の選手や関係者が参加し、多くの観光客の来訪が見込まれている。


その他の写真:イメージ ボラカイ島

 大会はフィリピン・スポーツ委員会の後援、フィリピン水泳連盟などの協力により、ボラカイ・ニューコーストを会場として実施される。競技は男女別に3キロ、5キロ、10キロの各種目が行われるほか、一般参加者向けに2キロや3キロのフェスティバルレースも予定されている。フィリピン国内からは約35名が出場し、ベトナム、タイ、シンガポール、インドネシアなどの強豪選手と競い合う。

 これまで同選手権はインドネシア・バリ島やタイ・パタヤといった観光地で開催されてきた。フィリピン水泳連盟幹部エリック・ブハイン氏は「インドネシアにはバリ、タイにはパタヤ、そしてフィリピンにはボラカイがある」と述べ、観光誘致と国際的な魅力発信に自信を示した。さらに同連盟のマイケル・バルガス会長は声明で「この大会は競技の成長を促すだけでなく、フィリピンの温かいおもてなしとボラカイ島の美しさを世界に広める機会になる」と強調した。

 オープンウォーター水泳は自然水域で行われる過酷かつ魅力的な競技であり、オリンピック正式種目でもある。特に10キロ種目は「マラソンスイミング」として五輪でも採用されており、選手の持久力と技術が試される舞台となる。フィリピン政府やスポーツ関係機関は、国際大会の誘致を競技力向上にとどまらず、観光産業全体の活性化につながる重要な契機と位置づけている。

 開催地ボラカイ島は白砂のビーチと豊かな自然環境を誇り、競技の舞台として理想的なロケーションと評価されている。主催者によれば、参加国の一部代表団からは大会終了後も滞在延長を希望する声が寄せられているという。スポーツイベントを通じて海外からの訪客が増加し、短期的な観光需要のみならず中長期的な誘客効果も期待されている。
今回の大会は、フィリピンのスポーツツーリズム戦略における重要なマイルストーンとなる見通しだ。
【編集:Eula】
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