第47回将棋日本シリーズJTプロ公式戦(以下、JT杯)の2回戦第1局となる北海道大会が8日、北海道の札幌コンベンションセンターで行われた。斎藤慎太郎八段(先手)が伊藤匠叡王・王座(後手)を97手で破り、勝利を飾った。

 対局は、攻め合いの中盤、後手の2枚の桂による挟撃に対し、先手はうまく対応し優位に。直線的な攻め合いで終盤になだれ込むと、先手がそのまま勝利。22年以来の準決勝進出を決めた。「序盤は後手の指し方を見ながら、ひねり飛車にするか持久戦を目指すかを決める作戦でした。中盤は後手に手段が多い展開になりましたが、▲1一角成(69手目)と香を取れたところは激戦だと思いました」と振り返った。

 次戦は4年ぶりの準決勝。「準決勝は大阪での対局です。地元でJT杯を指せる喜びをいい内容につなげられたらと思います」と凱旋勝利を誓った。

 同大会は、トップ棋士12名が覇を争う公開対局。オンライン観戦(ABEMA)と会場での観戦が可能で、熱気や緊張感を体験できることが特徴。解説等も会場内でリアルに行われる。

 次回の2回戦第2局の北陸・信越大会(22日・石川県産業展示館)は、近藤誠也八段と佐々木勇気八段が登場。

斎藤八段の準決勝第1局の対戦相手が決まる。

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