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現在、両国の戦闘はかつてないほど激しいドローンの撃ち合いへと変化している。
ウクライナフォルム[Ukrinform]が伝えたウクライナ検察庁の発表によると、南部ヘルソン市では市民が利用する路線バスにロシア軍のドローンが直撃し、4人が死亡、5人が負傷するという痛ましい事件が発生した。また、ススピルネ[Suspilne]の報道によれば、北東部のスームィ州でも大量の攻撃用ドローンが民家や商業施設を襲い、高齢者を含む多くの住民が犠牲になっている。
一方、ロシア国内でも無人機による被害が急速に広がっている。タス通信[TASS]の報道によると、ザポロジエ原子力発電所の敷地近くにある通勤用バスの駐車場がウクライナ側の無人機による攻撃を受け、従業員20人が負傷したと発表された。さらにウクライナ軍参謀本部[General Staff of the Armed Forces of Ukraine]の発表によれば、1日あたりの激突回数は200件を超えており、数百機規模のドローンや誘導爆弾がお互いの頭上に降り注ぐ極めて過酷な状況が続いている。
なぜここまでドローン攻撃が拡大しているのだろうか。その理由は、兵士の命を危険にさらすことなく、相手の国や軍に大きなダメージを与えられるからである。従来の戦争では、兵士が足を使って敵陣に踏み込む必要があったが、ドローンを使えば数百キロメートル離れた場所からでもボタン一つで目標を破壊できる。ウクライナ側はロシア本土の石油施設や軍事物流の拠点を狙い、ロシア側はウクライナの電力施設や都市のインフラを狙うという、お互いの足元を崩し合う終わりなき消耗戦に突入しているのだ。
読者にとって最も気になるのは、「この惨劇はいったいいつ収束に向かうのか」という点であろう。
1つ目は、防御側のお金と物資の限界である。飛んでくるドローンを撃ち落とすためのミサイルやレーダー装置は非常に高額であり、数千万円から数億円の費用がかかる。一方で、攻撃側のドローンは1機あたり数十万円から数万円程度で作ることができる。この「撃ち落とす費用が高すぎる問題」によって、防衛側の対空ミサイルが底をつき、お互いに「防ぐことも攻撃することも経済的に不可能です」という状態に陥ることが収束の第一条件となる。
2つ目は、ドローンを作るための部品不足である。ドローンを遠くまで飛ばすためには、高性能なモーターやカメラ、通信用の小さな電子チップ(半導体)が必要不可欠だ。世界的な貿易の制限や材料の不足によって部品の調達が止まれば、新しいドローンを作ることができなくなり、自ずと攻撃の回数は減っていくことになる。
3つ目は、双方が「これ以上戦っても勝てない」と悟る政治的なタイミングである。どちらか一方の軍隊が完全に全滅することは現実的に難しいため、お互いにドローンによる空爆で疲弊しきった時、初めて現実的な話し合い(停戦交渉)のテーブルにつくことになるとみられている。
しかし、2026年8月の現在においては、双方が「ドローン攻撃こそが相手を屈服させる最大の切り札だ」と考えており、攻撃の勢いを弱める気配は全く見られない。双方の国でドローンの量産工場が稼働し続けており、新しい機体が次々と戦場に送り込まれているからだ。
現地メディアの取材に応じた分析家たちの見立てでは、この泥沼のドローン戦が本当の意味で収束に向かい始めるのは、早くて2026年の冬から2027年の春にかけてと予想されている。冬の厳しい寒さの中で電力やエネルギーの施設が破壊されつくし、双方の国の経済と国民の生活が極限状態に達した時、初めて平和に向けた本当の動きが始まるとみられる。それまでは、空からの恐怖が収まることはなく、悲惨な情勢が続く可能性が高いと言わざるを得ない。
私たちが目撃しているのは、人間の姿が見えない最新技術が引き起こす新しい時代の悲劇であり、一日も早い銃声と爆音の停止が強く望まれている。
【編集:af】








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