肉の値段が安いタイミングで購入し、冷凍保存しておくのは鉄板の節約方法です。

特にいろいろな料理で活躍するひき肉は、「ジャンボパックで買って冷凍保存している」という人が多いかもしれませんね。

では、ひき肉を調理しやすいように冷凍するには、どんなポイントを意識するといいのでしょうか。

使いやすいだけでなく鮮度の維持も重要!

特殊冷凍機『アートロックフリーザー』の販売をはじめ、特殊冷凍技術を用いた事業や特殊冷凍食材の流通事業を展開する、デイブレイク株式会社によると…。

ひき肉の品質を落とさないためには、正しい方法で冷凍することが重要です。購入したらすぐに冷凍庫に入れて冷却させます。

冷凍する前に鮮度が落ち、品質が劣化していたら、おいしさを保つことはできません。

また、購入する際にも、なるべく鮮度のよいものを選ぶことが重要です。

では、具体的にどのような方法で冷凍するといいのでしょうか。

空気に触れると酸化して細菌が繁殖しやすくなるので、なるべく空気に触れないようにラップで包み、保存袋に入れて密閉させます。

ひき肉は空気に触れる表面積が大きいので、酸化しやすく傷みやすいといわれています。

トレイに入れて売られていることが多いですが、トレイに入ったままでは空気に触れた状態になるので、必ずトレイから出し、空気を押し出すようにきっちりとラップに包んで冷凍することが重要です。

また、使いやすい量ごとに小分けにして冷凍すると、必要な分だけ使うことができます。

もしくはラップで包んでから平らにして、菜箸などで使いやすい量に線をつけておくと、折って使うことができるので便利です。

使い切れないひき肉の保存、トレイのまま?移し替える? 冷凍のプロに聞いた「正解」は…
ひき肉の写真

※写真はイメージ

また、なるべく素早く冷凍させるのも重要なポイントだといいます。

冷凍に時間がかかると肉内の細胞が破壊され、解凍時にドリップが出ておいしさが損なわれてしまいます。

冷凍庫の設定温度を下げ、熱伝導率の高い金属トレイなどにのせると早く温度を下げることができます。

特にアルミは熱伝導率が高いので、冷凍時間を短くすることが可能です。

塊の状態だと中心温度がなかなか下がらないので、1.5cmくらいに薄く平らにすると、時間をかけずに凍らすことができます。

もし冷凍庫に急速冷凍機能があれば利用するといいかもしれませんね。

冷凍したひき肉はどう使う?

解凍方法は以下の2つがあるとのこと。時間がない時は電子レンジ、ゆとりのある時は冷蔵庫と使い分けるとよいでしょう。

電子レンジで解凍:ラップをはがして裸の状態のひき肉をペーパータオルの上にのせる。解凍モード、もしくは150~200Wの弱モードで100gにつき約2分加熱。

冷蔵庫で解凍:冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に移動する。冷蔵庫内は2~5℃と低温で安定しているので、細菌の繁殖を防ぎ、肉質の劣化を抑えながら解凍が可能。

注意点として、解凍したひき肉を再冷凍すると鮮度や品質ともに落ちてしまうので、解凍後は使い切りましょう。

そのほかにも、このようなアドバイスもありました。

そぼろなどに調理して冷凍保存するという方法もあります。

味をつける、加熱するなどの下処理をすると、肉内の水分が外へ出るので冷凍によるダメージを受けづらくなります。

加熱調理することで、生のまま冷凍保存するよりも保存期間が伸びるというメリットがあります。

カレーに麻婆豆腐にパスタにと、ひき肉はさまざまな料理で活躍する食材。

冷凍保存する段階から、手軽かつ効率的に調理できるよう工夫をしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。

[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

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