HOMINISオリジナル企画「花澤香菜をつくる6つのピース」。最後のテーマは「韓国ドラマ」だ。

きっかけはコロナ禍。家で過ごす時間が増える中で『愛の不時着』に出会い、そこから一気に韓国ドラマの世界へ引き込まれていったという花澤香菜。恋愛ものやお仕事ものを中心に、王道の展開にときめき、俳優たちの芝居や映像の美しさに惹かれながら、自分なりの楽しみ方を広げてきた。

好きな作品や俳優のことはもちろん、日本のドラマとはまた違うと感じている魅力、さらにいつか挑戦したいと語る吹き替えへの思いまで。花澤が夢中になる"韓国ドラマの沼"について話を聞いた。

花澤香菜が語る、韓国ドラマに心奪われる理由 いつか叶えたい吹き替えへの憧れ【花澤香菜をつくる6つのピース】

――最後のテーマは「韓国ドラマ」です。花澤さんは以前から、気になる作品は必ずチェックしているとおっしゃっていましたが、そもそもハマったきっかけは何だったのでしょうか?

「きっかけはコロナ禍ですね。ずっと家にいなきゃいけなかった時期に、『愛の不時着』がすごく話題になっていて、見たのが始まりでした。あの頃、本当にやることがなさすぎて、家で1人、テイラー・スウィフトのライブ映像を見ながら踊ったりしていたんですよ(笑)。でも、ずっと踊っていてもな、と思って、韓国ドラマを見始めたら、『愛の不時着』でもう完全にハマってしまって。こんなに心を持っていかれるんだっていうくらい夢中になりました」

花澤香菜が語る、韓国ドラマに心奪われる理由 いつか叶えたい吹き替えへの憧れ【花澤香菜をつくる6つのピース】

――普段はどんなジャンルの作品を見ることが多いですか?

「韓国ドラマって本当にいろんなジャンルがありますけど、私は血が出たり、人が死んだりするような作品がちょっと苦手なので、いわゆる名作と言われている作品の中でも、見られていないものは結構あるんです。『イカゲーム』みたいな作品もそうですね。

だから私は、恋愛ものか、お仕事ものを中心に見ています。その中でも特に好きだったのが、『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ』。ナム・ジュヒョクさんとイ・ソンギョンさんが出ている作品なんですけど、すごくかわいくて。体育大学が舞台のお話なんですけど、くっついてからも結構長いんですよね。くっついてからもちゃんと描かれるので、そのイチャイチャを見ているのがすごく楽しくて(笑)。ハートを送り合ったりしているのを見ながら、『わーっ』ってなっていました」

――韓国ドラマをあまり通ってこなかった人に向けて、その魅力をひと言で表すとしたら、どんなところにあると思いますか?

「魅力は、お決まりの展開です(笑)。こう言うとあれなんですけど、やっぱり記憶をなくすし、事故にも遭うし、運命の人でもあるんですよね。恋愛ドラマにおいては、そういう"お約束"がちゃんとある。その展開を、結局自分も求めているんだと思います。それと、やっぱり制作にちゃんとお金がかかっているのが伝わってくるんですよ。本当にいい環境で作られているんだろうな、という感じがあるし、俳優さんをいかに美しく撮るかにも、すごくこだわっているんだろうなと思います。どの瞬間を切り取っても本当にきれいですし、何よりお芝居がすごく良くて。

とんでもない展開でも、お芝居の説得力で成立してしまうのはさすがだなと思います」

花澤香菜が語る、韓国ドラマに心奪われる理由 いつか叶えたい吹き替えへの憧れ【花澤香菜をつくる6つのピース】

――日本のドラマとは、やはり別物として見ている感覚なんですか?

「私は割と別物として見ていますね。さっき言った"お決まりの展開"もそうですし、あと、主人公だけじゃなくて、その周りを支える名脇役の方たちもすごく面白いんです。この人、また出てる、みたいな俳優さんが結構いて。またお父さん役やってるとか、また謎の占い師やってるとか(笑)。主人公たちは変わっていっても、そういう方たちがいろんな作品に出てくるので、そこをチェックしていくのも楽しいですね」

花澤香菜が語る、韓国ドラマに心奪われる理由 いつか叶えたい吹き替えへの憧れ【花澤香菜をつくる6つのピース】

――以前、俳優のロウンさんについてもよくお話しされていましたが、ファンクラブに入るか悩んでいる、みたいなお話もありましたよね

「そうでしたね(笑)。でも、ファンクラブのイベントって土日が多いじゃないですか。絶対にイベントと被って行けないな、と思ってしまって、まだ入っていないんです......。ファンクラブに入っているのは三四郎さんだけです(笑)」

――今も変わらず韓国ドラマの吹き替えに出演したいという気持ちはありますか?

「本当に韓国ドラマの吹き替えはやりたいです! お話をいただいたこともあるんですけど、スケジュールが合わなくてできなかったこともあって、それがすごく悔しくて。吹き替えのお仕事って、たぶん制作の都合もあると思うんですけど、そこまで前もって決まらないこともあるみたいで、『もう少し早く分かっていれば......』みたいなこともあるんですよね。でも、韓国ドラマはこれからもたくさん作られていくと思うので、チャンスはあるはずだと思っているので、タイミングをうかがっています(笑)」

――好きな俳優さんの作品に、声で参加する可能性もあるわけですよね

「でも、それはそれで難しいですよね。好きすぎると、『こんなのこの人の声じゃない』って、自分で思ってしまう可能性もあるので(笑)。好きだからこそ、というのはあるかもしれないです。

それでも、いつかあの世界の中に自分の声で入り込めたら、きっとすごく楽しいだろうなと思いますね」

取材・文=川崎龍也 撮影=MISUMI

オフィシャルサイト「hanazawa-kana.com」

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