俳優の反町隆史(52)が伝説の教師・鬼塚英吉を演じる『GTO』(カンテレ・フジテレビ系 7月20日スタート、毎週月曜夜10時~)が、28年ぶりに連続ドラマで復活!1998年版『GTO』でマドンナの冬月あずさを演じた松嶋菜々子(52)も出演し話題だ。

女優の北川景子(39)がメインキャストを務めた’25年後期の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)も、夫のDAIGO(48)が医師役でサプライズ出演し話題をよんだ。

お笑いコンビとんねるず木梨憲武(64)と安田成美(59)も、昨年、結婚31年目で、夫婦で南米ペルーを旅する番組『憲武 成美の南米・インカ夫婦道』(NHK BS)で共演を果たした。

先月、28日放送の『テレ東音楽祭2026夏』(テレビ東京)では、俳優の江口洋介(58)と森高千里(57)も同じ歌番組に登場し、今、大物芸能人夫婦の共演が増えている。

その理由を、「SNSの普及が影響していそうだ」と、世代・トレンド評論家の牛窪恵さんは分析する。

「かつてスターは雲の上の存在で、ブラウン管やスクリーンで見るもの。私生活を見る機会は、ほぼ皆無でした。芸能人自身も、プライベートは見せたくない気持ちが強かったと思います。

ところが今はSNSが普及し、日常を発信するスターが人気を呼んでいます。たとえば木村拓哉さん(53)・工藤静香さん(56)ご夫婦も、それぞれが家族の温かい風景をSNSに上げていたりします。

視聴者側も、反町さん・松嶋さんのように夫婦共演があると『ふだんのご夫婦は、どんな感じなんだろう?』と興味を抱き、劇中での二人の呼吸や目で語り合う様子など、息の合った2人の空気感を見たい、知りたいというニーズも高まるでしょう」

また芸能人夫婦側も視聴者側も、男女平等教育を受けた初の世代・団塊ジュニア(現・50代前半~半ば)ぐらいから価値観が変わったと牛窪さん。

「昭和の時代、山口百恵さんに象徴されるように、女性は結婚したら引退して、専業主婦になり、表には出ないことを美徳とする社会通念がありました。夫の側も、妻に『結婚後の仕事はやめておけ』『夫婦では共演したくない』と考える人が多かった。結婚後もアイドルを続けてきた松田聖子さんはレアケースだったのです。

ところが反町さん・松嶋さんと同世代の50代とその下の世代、さらに一つ上の世代の江口洋介さん・森高千里さんたちの世代は、視聴者層の7割以上が共働き。また一度仕事を辞めた女性も、子育てが一段落して『また再び仕事をしたい。働きたい』と考える人も目立ちます。

女優さんであれば、“若いころには経験できなかった大人の役を演じてみたい”と思うかもしれない。一般の家庭では、共働きでも家事の多くをまだ妻が担うとされますが、現50代やその下はイクメン世代ですので、ある程度は家事や育児を夫婦で分担してきたはずです。

妻が、職場復帰したい、もっと仕事したいと希望すれば、『嫌だ』とは言いにくい世代ですし、世の共働き夫婦の憧れの存在として、『ご夫婦でCMや番組に出てください』と依頼されれば、『それならやってみようか』となるのも、自然な流れだと思います。

一般の家庭でも、この世代の女性は結婚後、いったん正社員を辞めてもパートなど非正規雇用で働き続け、子供が大きくなってから再びフルタイム勤務に戻る人が増えています。反町さんのように妻の復帰や活躍をささえる夫の姿は、視聴者にも好感度が高いでしょう。妻側の松嶋さんには、女性が復帰して働くロールモデルとしての共感や憧れが生まれます。さらに同じ番組で夫婦共演する仲の良い夫婦像は、それだけでブランド資産になりえるので、番組側もスポンサーを獲得しやすい利点があるんです」

「ドラマと共に人生の歴史を思い出すような記憶に残る作品です」と松嶋も語っている。ドラマ共演で出会い28年、50代となった反町・松嶋の『GTO』での夫婦共演から目が離せない!

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