「あの人は、報道局でいろいろと問題を起こしてから広報局に異動させられていたのです。それからわずか1年での左遷ですから、局内では“また問題を起こしたのか”と囁かれているのです」(フジテレビ関係者)

7月1日に「文春オンライン」が報じたドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)撮影現場での俳優・佐藤二朗による女優・橋本愛へのハラスメント疑惑が物議を醸しているフジテレビ。

この騒動と軌を一にしてフジテレビの局内では大規模な機構改編が行われた一方で、多くの退職者が出ているという。前出のフジテレビ関係者が続ける。

「今年4月期の月9ドラマ『サバ缶、宇宙に行く』のプロデューサーと『FNS27時間』の総合演出をしていたテレビ中堅エース社員がNetflixに転職。ベテラン社員のなかには、日本テレビやディズニーに移籍した人もいるようです。

他方で局内では社内の編成が大きく変わり、異動した社員も多数います。なかでも昨年に広報局長に就任していたA氏がふたたび異動し、コーポレート本部の人事局付になっていたのには驚きました」

A氏とはいったいどのような人物なのだろうか。別のフジテレビ関係者が語る。

「‘24年5月、報道番組『Live News イット!』がロサンゼルスにある大谷翔平選手の新居を近隣住民への取材や上空からの空撮を交えて詳細に報じたことが大きな問題に。これが大谷選手本人からの激烈な怒りを買い、一部報道ではフジは取材パスを失ったことで“出禁”判定を受けたとも報じられました。

A氏はこの事件が起きた時にフジの報道局長だった女性社員です。A氏は入社以来、政治部や報道番組など一貫してニュース取材を主戦場としてきた社員で、‘23年には民放キー局初の女性報道局長に就任するなど将来を嘱望されていました。

しかし報道局長になってからというもの、大谷選手の激怒事件などに加え、フジの報道番全体組の視聴率低下などが問題視されるように。

これらの責任を取らされるかたちで‘25年に、結果的にわずか2年で広報局に異動となっていました」

そして広報局から再度の“左遷”となったA氏だが、その理由とは――。

「近年フジの上層部は、中居正広氏をめぐる騒動への対応なども含め、自社の広報局の働きぶりを疑問視していたそうです。そこで長年報道に携わってきたA氏を広報局長に就任させたという経緯だったようなのですが……。

それでも上層部が望むような働きぶりは認められなかったため、“このままでは視聴者やスポンサーからの信用を無くしてしまう”ということで、わずか1年でA氏を異動させるという判断に至ったようです。現在A氏は人事局付ということですが、社内では事実上の“更迭”と言われていますね」(前出・別のフジテレビ関係者)

A氏の異動に関してフジテレビに取材すると以下のような回答だった。

「人事の詳細につきましては、従来お答えしておりません」

佐藤と橋本のトラブルが後引いているフジテレビ。社内でも問題が山積みなようだ。

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