大自然を満喫するために野生動物の保護区を訪れたはずの夫婦だが、手元のスマートフォンに夢中になっていたようだ。
南アフリカ共和国にある野生動物保護区内にあるサファリロッジのプールサイドで、日光浴をしていた夫婦に、背後から近付いてきたのは巨大なヒヒ。
夫婦は画面を凝視していたため、最初は真横に置いてあるスナックをヒヒが食べているのに全く気が付かなかった。
ようやく女性が気付いてヒヒと目を合わせた。男性も気が付いたが、あまりにも至近距離にいたため、どうしていいのか固まってしまったようだ。
南アフリカの大自然を訪れながらスマホに没頭する夫婦
南アフリカ共和国のケープタウン近郊にあるAquila Private Game Reserve[https://aquilasafari.com/]は、約10,000ヘクタールもの広大な面積を持つ私営の野生動物保護区だ。
敷地内には人間と動物を隔てる柵がなく、ライオンやアフリカゾウなど、野生動物が自由に歩き回っている。
敷地内に併設された宿泊施設、サファリロッジのプールサイドで、ある男女の夫婦が予想もしないハプニングに見舞われた。
夫婦はせっかく大自然とを満喫する機会を得たにもかかわらず、デッキチェアに横たわって手元のスマートフォンの画面を見入っていた。
そのため、すぐ後ろから1頭の大きな影が近づいていることに全く気がつかなかった。
至近距離までヒヒが接近、夫婦は硬直
夫婦の背後にく現れたのは、現地に生息するオナガザル科のチャクマヒヒ(Chacma baboon / 学名:Papio ursinus)だ。
チャクマヒヒはヒヒのなかでも大きく、成長したオスは体重が30kgから40kg近くに達し、鋭い犬歯を持つため非常に力強い。
そのヒヒが夫婦のデッキチェアの間においてあるサイドテーブルのスナックや果物を食べ始めたのだ。
この距離まで接近されても気が付かないとは、かなりスマホに没頭していたようだ。
ようやく女性の方が真横にいるヒヒの存在に気が付き目が合った。
やがで男性もヒヒに気が付く。驚きのあまりどうしていいのかわからず夫婦は固まってしまったようだ。
その間ヒヒは置いてあった食べ物を、もしゃもしゃと食べ続けている。
ロッジのスタッフが猛ダッシュで近づいて行ったところ、チャクマヒヒは逃げ去っていった。
施設内には野生動物との接触を厳しく禁止する規則があるものの、動物たちの方が勝手に近づいてくることは防ぐことはできない。
そもそも、宿泊施設やプールがあるエリアはもともとチャクマヒヒたちの住処であり、人間側が後からお邪魔して滞在させてもらっている立場にある。
チャクマヒヒは極めて知能が高くて環境への適応能力に優れているため、ロッジ内で食べ物を見つけると絶好のチャンスとばかりに食べにくるという。
こういった場所に来たら、スマホの画面じゃなく、リアルな自然を楽しみたいものだ。とはいえこの出来事は夫婦にとって忘れられない思い出になったことだろう。











