28日に発生した熊本地 震を受け、日本赤十字社沖縄県支部は29日、災害医療コーディネートチーム3人を熊本県に派遣する。出発式が29日、那覇市の沖縄赤十字病院であった。
活動期間は8月3日までの6日間の予定。救護活動を円滑に行うため、各地から現地に派遣された救護班や行政、病院などと調整を行う。

熊本県に派遣される(左から)西平直人さん、佐々木秀章さん、下地裕太さん=沖縄県那覇市・沖縄赤十字病院
 派遣されるのは災害医療コーディネーター医師の佐々木秀章さん、災害医療コーディネートスタッフ事務職員の下地裕太さんと西平直人さん。日赤九州ブロックから派遣要請があったといい、3人は福岡県経由で熊本入りする。

 佐々木さんによると、現地では一部倒壊や停電している病院で患者の避難が行われている他、避難所には多くの人々が身を寄せている状況だという。電気や水が止まり、気温が高い中で熱中症にも注意が必要だと指摘。「今進んでいる病院避難や重症者の治療、今後必要になってくるであろう被災者の方々の救護について、微力だが尽力していきたい」と述べた。

 県支部の上間司事務局長は「健康、安全に留意し、無事帰任することを願っている」と激励。赤嶺盛和院長は「いかなる状況下でも人間の命と健康、尊厳を守るという理念を胸に、災害救護活動に取り組んでほしい」と送り出した。
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