設立43年を迎えるアマチュア写真団体「湘南女性写真研究会」が2026年度の撮影会の写真モデルを決定する『第40回ミス湘南コンテスト』が5月2日、平塚市文化芸術ホールで開催され「李亜(りあ)」さんがグランプリを獲得した。李亜さんからコンテストの志望理由、経歴、自己PR、ミス湘南への想い、そして今後の活動への抱負についてのコメントが届いた。


 李亜さんは身長160cm、B83/W60/H85のスタイルを持つモデル。コンテスト当日の午前中の水着大撮影会でのカメラマンの投票と、午後のステージ審査にて、ダントツの成績でグランプリに選ばれた。宣材撮影を担当したカメラマンは「印象に残る方ですね。一言で言うと『クールビューティー」です。話していて思ったのは知的なイメージもあります。Super-GTのレースアンバサダー経験者と言うこともあり、動き的にはレースアンバサダーポースですが、安定していてかっこよく決められるところは◎ですね。体もしっかり作っているので、この点でも◎です」と高く評価している。

■2026年度ミス湘南グランプリ・李亜さん

●『第40回ミス湘南コンテスト』の志望理由

もともとレースアンバサダーをしており、同じチームだった方がミス湘南のOGだったことでこのコンテストを知りました。レースアンバサダーとしての活動にとどまらず、自身の表現の場をさらに広げたいと思い、挑戦を決意しました。
また、コンテストという形式への挑戦は未経験だったため、これまで芸能・モデル活動を続けてきた自分の「集大成」として、客観的な評価を受ける中でどこまで通用するのか、力試しをしたいという思いもありました。

●李亜さんの経歴・自己紹介

普段はIT系の会社員として働きながら、4年近くにわたりレースクイーンやモデル活動を両立してきました。
地方の田舎出身で、大学在学中に父親を病気で亡くしたため、経済的な後ろ盾はありません。
その中で「どうすれば自分のやりたいことを叶えながら、自立して生活していけるか」を必死に考え、行動に移し続けてきました。

モデル活動の原点は、大学生のときにお金がなさすぎて始めたサロンモデルです(サロンモデルをすれば、本来なら指名料が必要なレベルの美容師さんに施術してもらえる、という苦学生ながらの必至の工夫からでした)。

その後、一度は一般企業に就職し、モデル活動から完全に離れた時期もありました。しかし、会社員として判で押したような生活を送る中で、自分の表現や「生きがい」が少しずつ失われていくような危機感を覚えるようになったのです。

大学時代は、慶應の湘南台キャンパスで4年間を過ごしました。私の生まれ故郷である新潟は、冬になると重くどんよりとした曇り空が続く地域です。そのため、初めて湘南の地に降り立ったとき、そのカラリとした快適な気候に言葉にできないほどの衝撃を受けました。それだけでなく、キャンパスは国籍や年齢の垣根を超えて誰もが対等に学べる、非常にオープンな場所でした。この自由で温かい環境こそが、私に「夢のような4年間」を過ごさせてくれた、人生の特別な原点です。

しかし、そんな学生生活を満喫していた矢先、上京してからずっとお世話になっていたバイト先の店長が自死したという知らせを受けます。そしてそのわずか3ヵ月後、実の父が癌で息を引き取りました。

バイト先の店長は、お金のない私をまるで実の娘のように可愛がり、食事を出してくれたり、学業で出勤が遅れても優しく理解してくれた人でした。
第二の故郷での母、そして実の父を、同時に失ったかのような衝撃でした。
この2人の死は、私の人生に強烈な「生き急ぎ感」をもたらしました。
「人生は短い。人の生は有限だ。1秒も無駄にする時間はない」
これこそが、私が2人の死から受け取ったメッセージです。それ以来、何か挑戦したいこと、やりたいことが心に浮かんだら、迷わず必ず行動に移すと決めています。

一度は会社員一本の道に進んだ私ですが、「自分のやりたいことを叶えながら、経済等にも自立する」ための選択肢として行き着いたのが、今の「平日は会社員、土日はモデル」というスタイルです。

決して体力がある方ではありません。それでも、土日に待っていてくださるファンの皆さんやカメラマンの方々の顔を思い浮かべると、どちらも頑張ろうと思えます。土日の仕事で自己実現をしているからこそ、平日の仕事にも身が入る。私にとってこの2つのわらじは、相乗効果で私という生活を形づくり、人生を豊かにしてくれる欠かせない両輪です。

ミス湘南の撮影会は、屋外での撮影がメインです。
足場が砂浜や岩壁、時には水の中に浸かることもあります。その過酷な環境の中で、一瞬の光や風向きを読み、「頭の中でこう切り取ってほしい」と計算しながらポージングや表情を作るようにしています。私の脳内イメージと、カメラマンさんが切り取ってくれた最高の一枚が完全に一致した瞬間――このときこそが、まさにモデル冥利に尽きる瞬間です。

人生は短い。そして、私がこの肢体(からだ)とともに表現者として活動できる時間も、きっと限られています。だからこそ、かつて暗闇の中にいた私にまばゆい光を見せてくれ、今の私の原点を作ってくれたこの「湘南」の地で、グランプリという最高の形で恩返しをさせていただけたことは、私の人生において大変喜ばしい出来事でした。

カメラを始めてみたかった方、新しく趣味を見つけたいと思っている方、そしてさらにカメラの道を極めようとされている方、ぜひ湘南の風を感じながらお気に入りの一枚を撮ってみませんか。私や湘南女性写真研究会の活動が、皆様の人生を少しでも豊かにするきっかけになれば幸いです。

●今後の抱負

かつて私に希望をくれた大好きな湘南の地へ、今度は私がミス湘南としての活動を通じて魅力を発信し、恩返しをしていきたいです。そして、ミス湘南としての活動を通して知り合えた皆様と、これからもお互いの感性をぶつけ合いながら、心や記憶に残る素敵な作品を一緒に作っていきたいです。

次回のミス湘南水着大撮影会は8月2日(日)大磯海岸で開催。
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