◆JERAセ・リーグ DeNA12―4ヤクルト(17日・横浜)

 ヤクルトの再スタートの日にするはずだった。開幕戦勝利で好スタートを切った横浜で、今季初めて勝率5割で迎えた84試合目。

試合前の円陣で声出しを務めたのは、池山監督だった。「開幕の時はナイスゲームでした。しかし、周りを見てください。半分の方が新しいメンバーです。きょうから頑張っていくぞ!」と赤いリストバンドをつけた右腕を振り下ろして選手を鼓舞した。

 “開幕戦”のマウンドを託されたのは高橋。10日の阪神戦(甲子園)で7回を投げて被安打4、10奪三振、無四球で2勝目を挙げた左腕だったが、この日は球がばらつき2回は2四死球から先制点を献上。3回も先頭打者への四球から2点を失った。「四死球が失点にからんでしまいチームに流れを持ってくる投球ができませんでした」と振り返った。救援した長谷川、大西も四球がからんで失点。7四球(うち故意四球1)、3死球は今季ワースト。ワーストタイの12失点は3度目でいずれもDeNA戦だ。

 5回まで尾形の150キロ超の速球、カーブなどの変化球で緩急をつけられて完全に抑えられていた打線は6回、サンタナ、長岡の適時打で一時は2点差まで追い上げ「少しは兆しが見えてきた」と池山監督は振り返ったが、失点が響いた。3連敗で勝率が5割を切り、首位阪神とのゲーム差は5・5、2位巨人とは4・5ゲーム差に広がった。「チームの耐え時だと思います、ズルズル行かないように、選手としっかり力を合わせて頑張っていくしかない」と池山監督。優勝争いに食らいついていくためにも、ここが踏ん張りどころだ。

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