大相撲名古屋場所6日目(17日・IGアリーナ)

 西前頭14枚目・獅司(雷)が西同16枚目・朝紅龍(高砂)を押し出して無敗を守り、単独トップに立った。立ち合いで低く当たり「相手は(動きが)速いから、ちゃんと見て。

あまり前に出ると(相手が)来るから」と辛抱強く圧力をかけた。初日からの連勝を自己最長の6に伸ばし、「勝って良かった」とホッとした表情を見せた。

 先場所の千秋楽翌日に入院し、痛めていた左肩の手術を受けた。師匠の雷親方(元小結・垣添)は今場所の直前まで休場の選択肢もあったことを明かし「手術明けでどうなるかと思ったけど、よく頑張っている。上出来、最高ですね。現時点では手術したことがいい方向に向かっている」。想定を上回る好調と回復ぶりに目を細めた。

 平幕が6日目で単独首位に立つのは1月の初場所の阿炎以来だ。ウクライナ出身の29歳は「何も考えてない。相撲が取れればいい」。無心で賜杯争いの先頭を走っていく。

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