え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外す...の画像はこちら >>


 先日ドン・キホーテを徘徊していたら、謎のお菓子を発見しました。プラスチックのボトルに入った「play! Liquid Candy Gummy」(以下、リキッドキャンディグミ)です。


 「食べて」を意味する「eat」や「taste」ではなく、「遊んで」という意味の「play」が入っているのが非常に気になる一品。自分で作って食べるタイプのお菓子なのでしょうか。


 得体のしれないものは食べなければいけません。実際に購入してみました。


■ 色味やデザインから海外のお菓子かと思いきや……え、日本開発?

 「リキッドキャンディグミ」はお菓子の色味やパッケージのデザインから海外のお菓子だと思っていたのですが、販売元であるクローマライフのリリースページを確認すると、下記の文章が。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
「play! Liquid Candy Gummy」

 当社は、“自分で作って楽しむ”要素を取り入れた新感覚グミとして、「プレイ!リキッドキャンディグミ ソーダ味」を開発しました

 え。これ、日本で開発されたの?


 パッケージの裏を見ると、原産国は中国、輸入者は大阪にある株式会社クローマライフとなっています。つまり「中国で作られた海外のお菓子をそのまま輸入した」というより、クローマライフが自社商品として展開している中国製のお菓子ということのようです。


 実際、パッケージにはクローマライフのブランドロゴ「ChromaLife」も記されていました。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
原産国は中国、輸入は大阪にある株式会社クローマライフ


 海外のお菓子は日本人の舌には馴染みのない味がするため、筆者としても多少身構えていたところがありました。しかし日本企業であるクローマライフが開発した商品だというなら、少し安心です。まったく馴染みのない味にはならないでしょう。

■ 青すぎる飴に、妙な白い粉 食べ始める前から不安が募る

 中身を取り出すと、入っているのはサムライブルーくらい青い「リキッドキャンディ」と、真っ白な「酸っぱいパウダー」、色と形が異なる4種類「グミ」の3つ。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
中身は「リキッドキャンディ」、「酸っぱいパウダー」、「グミ」の3つ。


 パッケージの側面に書かれている説明を読むと、3つを混ぜ合わせてから食べるとのこと。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
作り方


 まずは別で用意した器にリキッドキャンディを移します。名前からてっきり「水飴」のようなものを想像していたのですが、粘度はかなり緩め。蜂蜜のような、液体感が強めです。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
蜂蜜のような粘度


 味はソーダとのことですが、漂ってくるのは嗅いだことのない、ソーダとはかけはなれた、謎の香り。乳製品っぽさもあり、異臭感が拭えません。


 口に入れて大丈夫なやつ……? 若干の不安を抱えながらも、付属のフォークで少し舐めてみます。香りで少し警戒しましたが、味は甘さ控えめ、酸っぱさ強めのソーダ味です。


 続けて白い「酸っぱいパウダー」を器に入れます。青い液体と、白い粉。少し危ないビジュアルになりかかっています。この青さにふと、海外ドラマ「ブレイキング・バッド」を思い出しました。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
白い粉を入れる


 ちなみにこの酸っぱいパウダーはその名の通り、酸っぱい味。

ですが甘みもあり、個人的にはリキッドキャンディよりも甘く感じました。この手のパウダーが一番酸っぱくないことってあるんだ。


 最後は青い液体と白いパウダーが入った器に、グミを投入し、混ぜれば完成です。SFホラーに登場する実験用プールのようなビジュアルになってしまいました。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
混ぜる


 グミは×型(レモン味)、クマ型(ミックスフルーツ味)、◎型(グレープ味)、棒型(ブルーベリー味)の4種類。


 ここまで工程を踏む中で常に「海外のお菓子だろこれ」と、日本メーカーのものであることに対して半信半疑な状態が続いていたのですが、グミの味に「ミックスフルーツ」があるのを見て、少しだけ親しみを覚えました。

■ 食べれば食べるほど、口の中が海外

 しかし、その親しみも一口で吹き飛びました。日本のお菓子ではあまり出会わない、かなりケミカルな甘さが口の中に広がるのです。これ本当に、日本のメーカーが企画したの……?


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
非常にケミカルな甘さ


 グミの方は歯ざわりがふわふわしていて、独特な食感があります。日本のお菓子コーナーに並んでいるグミを想像するとやや違和感。2割くらいマシュマロが入っているような食感です。


 ふわふわのグミを、蜂蜜のようなとろとろの液体に絡めて食べる、今までに一度も口にしたことがないお菓子。


え、この見た目で日本開発? ドンキで発見した謎グミは“海外すぎるお菓子”だった
食べれば食べるほど海外の味


 リキッドキャンディや酸っぱいパウダーなどがサワー感を与えつつも、全体的には甘さが強く、酸っぱいのが苦手な人でも食べられる味です。子どもにはかなり刺さるのではないでしょうか。


 ただやっぱり最後まで「本当に日本のメーカーが……?」という疑念が頭の中に残り続けました。食べれば食べるほど、口の中が海外になっていくのです。


 筆者としては「完全に海外のお菓子だろ」と言いたくなる味なのですが、実際に海外の人が食べたら「ぜんぜん違うよ」となるのでしょうか。


 ゲームや映画で見かける“なんちゃって日本”の町並みを前にしたとき、海外の人たちがどんな思いでいるのか、少しだけ分かったような気がしました。


<参考・引用>
株式会社chromalife「【新発売】4種のグミ・リキッドキャンディ・酸っぱいパウダーを混ぜて楽しむ!「プレイ!リキッドキャンディグミ ソーダ味」2026年5月より順次発売」


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026061802.html
編集部おすすめ