友人関係の維持にオンライン交流が必要と考えるZ世代は74%。休日も69%が2~3時間おき以上でメッセージを確認し、68%が授業・仕事中にスマホ通知で集中力の途切れを経験。


Z世代向けクリエイティブカンパニーFiom合同会社(本社:東京都渋谷区、代表社員:竹下洋平)が運営する、Z世代当事者が実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」 は、全国のZ世代(18歳~24歳)を対象に実施した 「Z世代の常時接続疲労についての実態調査」 の結果を発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-78fc643ddfe666feb8f7743f22b7946f-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


スマートフォンやSNS、メッセージアプリの普及により、私たちは時間や場所を問わず、友人や社会とつながれるようになりました。

特にZ世代にとって、LINEやInstagram、TikTok、Xなどは、情報収集や娯楽のためだけではなく、友人関係を維持し、自分の居場所を確かめる日常的なインフラになっています。

一方、いつでもつながれる環境は、「すぐに返信しなければならない」「話題に取り残されたくない」「通知が気になって集中できない」といった、新たな疲労やプレッシャーも生み出しています。

今回の調査では、夜にベッドへ入ってからスマートフォンを操作することで、寝る時間が遅くなったり、寝付きが悪くなったりすることについて、「時々ある」42%、「ほぼ毎日ある」22%、「週に数回ある」16%となりました。

合計80%が、就寝前のスマートフォン操作による睡眠への影響を経験しています。

さらに、十分な睡眠時間をとったはずなのに「疲れが取れていない」と感じることについて、「時々ある」39%、「頻繁にある」33%となり、合計72%に上りました。

授業中や仕事中、勉強中などにスマートフォンの通知が気になって集中力が途切れることについても、「時々ある」57%、「常に気になり、頻繁に集中が途切れる」11%となり、合計68%が経験しています。

その一方で、友人との関係を維持するためにオンライン上のコミュニケーションが必要だと考える人は、「ある程度は必要」62%、「不可欠」12%で合計74%でした。

Z世代は単純にスマートフォンやSNSから離れたいわけではありません。

つながりを必要としながら、そのつながりによって休息や集中が妨げられる。

今回の調査からは、オンラインとの関係を簡単には切れないからこそ生まれる「常時接続疲労」の実態が浮かび上がりました。


こうした背景を踏まえ、Z世代の当事者目線による分析で新たなインサイトを発掘・探求するZ世代特化の調査研究機関「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、Z世代がオンライン上のつながりをどのように捉え、返信、通知、既読、SNS上の比較、睡眠、集中力などにどのような負担を感じているのかを明らかにするため、本調査を実施しました。

全37ページにわたる調査レポートを基に、スマートフォンの利用習慣、返信へのプレッシャー、常時接続、睡眠への影響、集中力、SNS疲労、デジタルデトックス、理想的なオンラインとの距離などを多角的に分析しています。
調査レポート(完全版)をダウンロードする

「Z世代の常時接続疲労についての実態調査」調査サマリー
・Z世代の80%が、就寝前のスマートフォン操作による睡眠への影響を経験。
夜にベッドへ入ってからスマートフォンを操作することで、寝る時間が遅くなったり、寝付きが悪くなったりすることについて、「時々ある」42%、「ほぼ毎日ある」22%、「週に数回ある」16%となりました。
合計80%が、就寝前のスマートフォン操作による睡眠への影響を経験しています。

・十分な睡眠時間をとっても、72%が「疲れが取れていない」と感じる。
朝起きた時に、十分な睡眠時間をとったはずなのに「疲れが取れていない」と感じることについて、「時々ある」39%、「頻繁にある」33%となりました。
合計72%が、睡眠時間を確保しても疲労感が残ることを経験しています。

・68%が授業中や仕事中、スマートフォンの通知で集中力の途切れを経験。
授業中や仕事中、勉強中などにスマートフォンの通知が気になって集中力が途切れることについて、「時々ある」57%、「常に気になり、頻繁に集中が途切れる」11%となりました。
合計68%が、通知によって集中力が途切れることを経験しています。

・友人関係の維持にオンラインコミュニケーションが必要と考えるZ世代は74%。

友人との関係を維持するための「いいね」「コメント」「DM」などについて、「ある程度は必要」62%、「不可欠」12%となりました。
合計74%が、友人関係の維持にオンラインコミュニケーションは必要だと考えています。

・予定のない休日も、69%が2~3時間おき以上の頻度でメッセージに対応。
友人との約束などがない休日に、LINEやDMなどの連絡へ対応する頻度について、「2~3時間おき」36%、「1時間おき、またはそれ以上の頻度」33%となりました。
合計69%が、予定のない休日でも2~3時間おき以上の頻度で誰かからの連絡に対応しています。

・48%がメッセージへ「すぐに返信しなければならない」とプレッシャーを感じる。
メッセージへすぐに返信しなければならないというプレッシャーについて、「ある程度感じる」40%、「常に強く感じる」8%となりました。
合計48%が、返信の早さにプレッシャーを感じています。

・「既読」がなくなると35%は負担軽減を期待。一方、46%は逆に不安になる。
メッセージアプリに「既読」機能がなかった場合、「ある程度は負担が減る」26%、「劇的に減る」9%となりました。
一方、46%は「相手が読んだか分からなくなり、逆に不安になる」と回答しました。


Z世代の常時接続疲労の実態を深掘り
今回の調査結果から、Z世代の常時接続疲労の実態を象徴するデータを抜粋して解説します。

スマートフォンを置いて眠れない。80%が就寝前の操作による睡眠への影響を経験。
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夜にベッドへ入ってからスマートフォンを操作することで、寝る時間が遅くなったり、寝付きが悪くなったりすることについて、80%が何らかの頻度で「ある」と回答しました。
内訳は「時々ある」42%、「ほぼ毎日ある」22%、「週に数回ある」16%です。
スマートフォンに触れていない時間が最も長い場面についても、62%が「睡眠中」と回答しています。
睡眠はスマートフォンから離れられる数少ない時間である一方、その睡眠の直前まで接続が続いている実態が見えてきます。

眠っても回復しない。72%が十分な睡眠時間をとっても疲労感。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-ccf2af02cebd014d472deee0fe85ac6f-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


十分な睡眠時間をとったはずなのに「疲れが取れていない」と感じることについて、「時々ある」39%、「頻繁にある」33%となりました。
合計72%が、睡眠時間を確保しても疲労感が残ることを経験しています。
本調査だけで疲労の原因をスマートフォンに限定することはできません。

一方、就寝前のスマートフォン操作による睡眠への影響を80%が経験している結果と合わせると、利用時間だけではなく、就寝直前まで情報や人間関係に接続している状態にも目を向ける必要があります。

通知は届くだけで集中を分断する。68%が授業や仕事中に影響。
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授業中や仕事中、勉強中などにスマートフォンの通知が気になって集中力が途切れることについて、57%が「時々ある」、11%が「常に気になり、頻繁に集中が途切れる」と回答しました。
合計68%が、通知による集中力の途切れを経験しています。
常時接続疲労は、長時間スマートフォンを操作することだけで生まれるとは限りません。
画面を見ていない時でも、通知によって意識がオンラインへ戻される状態が、集中や休息を細かく分断している可能性があります。

疲れても切れない。74%が友人関係の維持にオンライン交流は必要と回答。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-c098c6faad0940902103dcd6f2aad957-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


友人との関係を維持するための「いいね」「コメント」「DM」などについて、62%が「ある程度は必要」、12%が「不可欠」と回答しました。
合計74%が、友人関係の維持にオンラインコミュニケーションは必要だと考えています。
Z世代にとってSNSやメッセージアプリは、自由に使う娯楽であるだけでなく、人間関係を保つための生活基盤にもなっています。

疲れを感じても簡単には離れられないことが、常時接続疲労を考える上で重要なポイントです。

予定のない休日でもオフラインになれない。69%が2~3時間おき以上で連絡に対応。
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友人との約束などがない休日に、LINEやDMなどの連絡へ対応する頻度では、「2~3時間おき」36%、「1時間おき、またはそれ以上の頻度」33%となりました。
合計69%が、予定のない休日でも2~3時間おき以上の頻度で連絡に対応しています。
誰とも会う予定がない日でも、オンラインでは他者との関係が途切れません。
身体を休める休日であっても、返信や確認を繰り返すことで、心理的には他者との接続が続いている状態と言えそうです。

「すぐに返さなければ」が休息を奪う。48%が返信の早さにプレッシャー。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-b9063e942d49c73f403a03989cb9781a-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


メッセージへすぐに返信しなければならないというプレッシャーについて、「ある程度感じる」40%、「常に強く感じる」8%となりました。
合計48%が、返信の早さにプレッシャーを感じています。
友人からのメッセージへすぐに返信できない時には、37%が「後で返信する内容を考えるため、少し面倒に感じる」、19%が「相手に申し訳ない、罪悪感を感じる」と回答しました。

メッセージを受け取った時点から返信が終わるまで、頭の片隅に対応すべきことが残り続ける状態が、見えにくい負担になっています。

「既読」が消えても楽になるとは限らない。46%は読まれたか分からず不安に。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-342f6faf4f41f9520ae492a1f2d60f3b-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


メッセージアプリに「既読」機能がなかった場合、35%は精神的な負担が減ると回答しました。
一方、46%は「相手が読んだか分からなくなり、逆に不安になる」と回答しています。
既読機能は返信へのプレッシャーを生む一方、相手へ情報が届いたことを確認する安心材料にもなっています。
機能をなくすだけでは解決せず、返信を急がなくても関係が悪化しないという共通認識や、コミュニケーション上の余白をつくることが重要だと考えられます。


調査概要
調査名:Z世代の常時接続疲労についての実態調査
調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)
調査期間:2025年9月
分析・レポート作成期間:2025年10月~2026年8月
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:n=377
調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)
運営:Fiom合同会社

利用条件
情報の出典元として「Fiom合同会社」及び「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」であることを明記いただきますようお願いいたします。

本調査レポート完全版(全37ページ)を無料でダウンロード
今回ご紹介した内容は、調査レポートのほんの一部です。

レポート本編では、朝起きて最初に開くアプリ、就寝直前まで見ているアプリ、通知設定、スマートフォンに触れていない時間、休日の返信頻度、返信へのプレッシャー、常時接続の習慣などを分析しています。

さらに、24時間で消える投稿への義務感、誰からも連絡が来なかった時の感情、オンライン上の人格と現実の自分とのギャップ、流行やミームへついていけない時の感情、既読・未読の重要性など、人間関係とオンライン上のつながりについても調査しました。

心身への影響については、就寝前のスマートフォン操作、睡眠後の疲労感、通知による集中力の途切れ、気分の落ち込み、SNS上での比較、無意識のスマートフォン操作、オンラインコミュニケーションによる精神的疲労などを掲載しています。

また、スマートフォンやSNSから完全に解放されたいと思う頻度、1週間スマートフォンを使えない場合の不安、SNSアカウントを削除・作り直した経験、デジタルデトックスの実践状況や感情についても分析しています。

デジタルデトックスについては、19%が「実践して効果を感じた」、21%が「実践したが、すぐに元へ戻ってしまった」、21%が「実践したいと思っている」と回答しました。

学校や社会が若者の常時接続疲労へ注意を払う必要性については、28%が「個人の問題ではなく、社会全体で考えるべき重要な問題」、16%が「ある程度は気にかけるべき」と回答しています。

スマートフォンやSNSから離れることだけを正解とせず、Z世代が人とのつながりを保ちながら、無理なくデジタル世界と付き合うためのヒントを収録しています。

少しでもご興味をお持ちいただきました方は、ぜひ下記よりダウンロードしてご活用ください。
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Z-SOZOKEN所長のコメント
◆竹下洋平(たけしたようへい)
Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長
Fiom合同会社CEO

2005年生まれ。2021年10月にFiom合同会社を設立。Z世代のクリエイターの創造性を最大化させるをミッションに、Z世代によるZ世代向けのコミュニケーションプロデュース事業、リサーチ&プランニング事業を展開している。上場企業から大企業、中小企業、ベンチャー、スタートアップ、行政や自治体と幅広い組織の支援実績を持つ。Z世代の創造性を活かし、Z世代向け広告コミュニケーションの上流設計から制作、運用までワンストップで実行支援する。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104461/86/104461-86-d0d800d138a2c5561b6416efc748350b-1179x1160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回の調査で最も象徴的だったのは、オンラインでのつながりを必要としながら、そのつながりによって疲れているという矛盾です。

友人関係の維持にオンラインコミュニケーションが必要だと考える人は74%でした。

一方で、80%が就寝前のスマートフォン操作による睡眠への影響を経験し、68%が通知によって集中力が途切れると回答しています。

Z世代にとってスマートフォンやSNSは、単に使用時間を減らせばよいものではありません。

そこには友人関係や情報、安心感、自分の居場所が結び付いています。

必要なのは一律に接続を断つことではなく、返信を急がなくてもよい時間や、通知から離れても関係が壊れないという安心をつくることです。

常時接続疲労は、個人の意志の弱さだけで捉えるべき問題ではありません。

サービス設計、学校や職場のルール、友人同士の共通認識などを通じて、つながりを失わずに休める環境を考える必要があると感じています。

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