世界最高峰のイングランド・プレミアリーグは、新シーズン開幕が迫ってきた。
今季は多くの日本人がプレーする予定だ。
鎌田大地、冨安健洋(クリスタル・パレス)、三笘薫(ブライトン)、坂元達裕(コヴェントリー)、守田英正(ハル・シティ)、前田大然(イプスウィッチ)、田中碧(リーズ)、遠藤航(リヴァプール)、高井幸大(トッテナム)。
もし、佐野海舟、上田綺世、鈴木彩艶らも加わることになれば、プレミア勢だけでチームが組めるほどだ。
そうしたなか、英紙『Guardian』は、「時代の終わりか?プレミアリーグで沈む韓国、対照的に台頭する日本」という話題を伝えていた。
「韓国にとって、この夏は残酷なものとなった。代表はワールドカップで惨敗、サッカー協会は警察の捜査を受け、外国人審判への性接待報道も浮上した。
さらに、2005年以来初めてプレミアリーグから韓国勢がいなくなるという現実的な可能性もある。
2005年といえば、パク・チソンがマンチェスター・ユナイテッドと契約し、その後の長い蜜月関係が始まった年だ。
パク・チソンは4つのタイトルを獲得し、そのバトンは2015年にトッテナムのソン・フンミンへ引き継がれた。
ソン・フンミンがトッテナムを去った後、プレミアリーグに残った韓国人はファン・ヒチャンだけになったが、所属するウルヴァーハンプトンは2部に降格。
現在プレミアリーグに登録されている韓国人は3人いるが、トッテナムのヤン・ミンヒョク、ブレントフォードのキム・ジス、ニューカッスルのパク・スンスはいずれも再びレンタルで放出される可能性が高い。
(能力的に)いまのプレミアリーグで定着できるであろう韓国人選手は、イ・ガンイン(アトレティコ・マドリー)以外にはあまりいない。
しかし、日本は事情が異なり、隣国である韓国から活躍の場を奪い取っている」
「サムライ・ブルーにとって今ワールドカップは悔しい結果になったものの、戦いぶりは決して悪くなかった。
対照的に、韓国は惨憺たるものだった。サッカー協会の監督人事をめぐる問題などはまさに混乱の極みだ。
パク・チソンは、アジア最強チームである日本との差を縮めるために、日本の長期的な哲学を見習う必要性を説いている。
こうした状況は、日本におけるプレミアリーグへの関心度の高まりと、韓国での関心低下という対照的な現象につながっている。
ソン・フンミンが在籍していた2022年、トッテナムの胸スポンサーAIAは、韓国に1200万人のファンがいると発表したが、現在はその数に遠く及ばないことは確か。
ある韓国のテレビ局幹部も、トッテナム戦の視聴者数はかつての水準とは程遠いと明かしている。これは決して驚くことではない。
今年5月のファン・ヒチャンの出場が、当分はプレミアリーグにおける韓国人選手の最後の姿になるようだ」
パク・チソンとソン・フンミンは、プレミアリーグにおいてアジア人として最高レベルの活躍を見せた。
ただ、現在の韓国勢にその勢いはなく、日本人選手たちが台頭を見せつつあり、その格差が現地でも注目されているようだ。
注目のプレミアリーグは21日に開幕を迎える。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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