先週の好地合いを継ぐ流れ。早期の米利上げ観測が後退したことや、中国景況感の改善などが引き続き材料視されている。官民が先週公表した6月の製造業PMIは、それぞれ市場予想以上に上昇した。また、足もとの住宅販売に持ち直しの傾向があるとも伝わっている。人工知能(AI)投資の収益性を巡る不透明感がくすぶる中、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が8.0%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が6.5%高、グローバル物流サービスの極兔速逓環球(1519/HK)が5.2%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の不動産が高い。世茂集団HD(813/HK)が7.1%、中国奥園集団(3883/HK)が4.7%、中国金茂(817/HK)が3.8%、龍湖集団HD(960/HK)が3.7%ずつ上昇した。
消費セクターも物色される。家電のTCL電子HD(1070/HK)が11.9%高、スナック系食品・飲料小売の湖南鳴鳴很忙商業連鎖(1768/HK)が9.4%高、食品・飲料の統一企業中国HD(220/HK)が4.5%高、養豚事業の牧原食品(2714/HK)が3.8%高、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)と乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)がそろって3.4%高で取引を終えた。
半面、半導体や大規模言語モデル(LLM)などAI関連は安い。
本土マーケットは小反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.06%安の4041.24ポイントで取引を終了した。宇宙・軍需産業が安い。素材、発電、電子・情報、インフラ建設、自動車なども売られた。半面、銀行は高い。エネルギー、運輸、消費、医薬、不動産株、保険・証券、新興半導体も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











