中国・雲南省昆明市で、4人の子どもが高級車フェラーリに傷を付け、騒動になっている。中国メディアの大河報が2日に伝えた。

フェラーリの所有者である張(ジャン)さんによると、出張先で屋外に駐車し、その場を離れていたところ、見知らぬ子ども4人が車の上に乗るなどして遊び、ルーフやテールランプ、ボンネット、ガラス、バンパーなどに傷ができたという。

現場で撮影された動画には、小学校低学年くらいとみられる男児らが車体によじ登ったり、フロントガラスを滑り台のようにして遊んだりする様子が映っていた。そのうちの2人は、長い竿のような物を持っているのも確認できる。

張さんによると、フェラーリの購入価格は360万元(約8500万円)。張さんは「相手は子どもで、自分にも子どもがいることから正規ディーラーでは修理しないことにした。正規ディーラーで修理した場合、費用は少なくとも10万元(約230万円)を超えてしまう。だから近隣の修理工場で修理することにした」と説明。2カ所の工場で修理を行った結果、最終的な費用は計2万9360元(約70万円)だった。

ところが、子どもの保護者らは当初、数百元(1元=約24円)しか支払う意思を示さず、その後5000元(約12万円)まで出すと言ったが張さんは到底納得できず、全額負担を求めた。派出所が間に入り何度も示談の場を設けたものの、双方は合意に達しなかった。

張さんによると、保護者らは自ら子どもを連れて謝罪に訪れることはなかったというが、今月1日に、4人のうち3人の保護者が張さんの自宅を訪れて謝罪と賠償を行った。賠償した額は実際の修理費用に満たなかったというが、保護者が誠意ある態度を示し、「今後は子どもの教育をしっかりとする」と約束したため、譲歩して受け入れたという。

張さんは、「この件はすでに3人の子どもとは無関係になった(解決した)」としつつ、残る1人の保護者は依然として姿を見せず、問題を解決しようとする意思も見せていないと指摘。「私は断固として自分の正当な権利を守り続ける」と強調し、この子どもの保護者に対しては一切譲歩せずに、法的手段によって責任を徹底追及する考えを示した。(翻訳・編集/北田)

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