2026年6月14日、中国のSNS・小紅書(RED)に「なぜ『名探偵コナン』は作品として破綻したと言われるのか」と問い掛ける投稿があり、中国のネットユーザーの間で議論が起こっている。
投稿者は、「ここまで来ると、江戸川コナンが真実を隠し続けていること自体が滑稽に思えてくる。
その上で、「当初は黒ずくめの組織が日本国内だけで活動する組織という印象だったため、真実を伏せていても短期間で事件を解決できるという理屈も成り立った。しかし今では、東京タワーを銃撃できるほどの武装や、ミサイルを搭載した潜水艦まで保有する国際的なテロ組織へと規模が膨れ上がっている。そんな状況でなお真実を隠し続けることに、もはや何の意味があるのか分からない」と指摘した。
また、「アニメのオープニングでは、蘭はいまだに『帰りを待ち続けるヒロイン』として描かれている。しかし作中ではまだ半年ほどしか経っていない。その間、工藤新一は何度も姿を見せているし、蘭とも頻繁に連絡を取っている。スマートフォンも普及し、ビデオ通話までできるようになっているのだ」と述べた。
さらに、「これほど大型作品でありながら、このレベルの作画で放送され続けているのを見ると、制作側は視聴者の意見など気にしておらず、どんな内容でも熱心なファンが支えてくれると思っているのではないかと感じてしまう。また『蘭に真実を話せば、彼女が口を滑らせるかもしれない』との意見も見かけるが、作者が無理にそういう展開にしない限り、蘭は十分信頼できる人物だと思う。それにもかかわらず、今なお彼女だけが真実を知らされずにいるのだ」と言及した。
この投稿に対して、中国のネットユーザーからは「20年以上前はスマホもなかったから多くの事件に説得力があったけど、今は監視カメラも科学捜査も発達していて、昔みたいなトリックはかなり苦しいよね」「90年代から現代まで、技術革新が一番激しい時代を半年ほどの時間軸で描いてるから無理が出る。今ならビデオ通話一発でコナンの正体がバレるし、監視カメラも至る所にある」「時代設定は90年代のままで止めておけばよかった」などと、作品の長期化による時代設定の矛盾への指摘が集まった。
また、「昔のちょっとホラーっぽい推理ミステリーの雰囲気が一番好きだった。今はもうSF映画みたいになってる」「90年代に作られた世界観をそのまま現代まで引っ張ってきたせいで違和感がある。当時の人間関係を今の価値観で描いているようなズレがあるんだよね。その点、『ドラえもん』は時間が止まっていて、ずっと昭和の日本のままだから自然に見える」との世界観の変化に対する違和感も挙げられた。
さらに、「黒ずくめの組織の設定がどんどん無茶になってる。東京タワーを堂々と銃撃するくらいなら、最初から新一を始末しておけばよかったじゃん」「ジンはシェリーが同じ薬で子どもになったことは知ってるのに、第1話で工藤新一にも同じ薬を使ったことをどうしても思い出さない。組織がガバガバすぎる」「組織の設定がどんどん大げさになるにつれて、なんでジンたちがわざわざ遊園地で危険な取引をしてたのかますます分からなくなった。リスクは高いのに見返りは小さすぎる」など、黒ずくめの組織の設定や行動に矛盾を感じるとの声も相次いだ。
一方で、「別にそこまで主線にこだわらなくてもいいと思う。『クレヨンしんちゃん』みたいに、1話完結でも十分面白いし」「そもそも黒ずくめの組織もメインストーリーもなくて、1話完結の事件だけで十分だったと思う」とのコメントも寄せられた。











