2026年7月7日、中国メディアの中国新聞週刊は、台風10号(メイサーク)の影響による被害が出ている広西チワン族自治区のある村で、ヘビの養殖場が洪水で流され、ヘビが逃げ出しただけでなく、豪雨などの災害で閉じ込められている一部の村民がヘビに咬まれる事態も発生していると伝えた。
記事によると、広西チワン族自治区横州市の雲表鎮鄧圩村では、元々窪地や山地など地形を問わず、村の各地にヘビの養殖場があったという。
中国新聞週刊の記者が現地でヘビの養殖場のオーナーを取材した所、現地で養殖されているヘビは主にコブラ、シュウダ、ナンダの3種類おり、このうちコブラだけが毒を持っている。比較的高地にある養殖場は洪水の被害を受けていないが、窪地や低地にある小規模の養殖場からヘビが大量に逃げ出した可能性がある。ただ現地の養殖ヘビは主に山林に生息する種がほとんどで、長時間水中に浸かっていれば大部分は死んでしまう可能性もあるという。
横州市雲表鎮鄧圩村からの発表によると、6日午前の時点で逃げ出したヘビは800~900匹おり、村人が1人咬まれて病院で治療を受けているほか、7日正午には逃げ出したヘビの大多数は毒を持たないナンダの仲間だと明らかにされた。他にも被災していない十数人の村人たちが自発的にヘビ捕獲チームを結成し、被災地域で魚捕りの道具などを使って、ヘビの被害防止に動いているという。チームからの報告では、大多数のヘビは洪水で流されたが、少数のヘビが洪水でできた水溜まりの上に浮かぶごみなどの上でとぐろを巻いており、捕まえるとほとんどが無毒のナンダだったという。(翻訳・編集/原邦之)











