中国メディアの参考消息によると、カタールの通信社QNAはこのほど、中国の杭州に同国で初となる「ロボットのための学校」が開校したと報じた。
記事は、「この取り組みは、評価、訓練、専門資格認定を統合したシステムを通じて、ロボットを実環境への配備に向けて準備することを広く目的としている」とし、「専門技能証明書を授与されたロボットは労働力として活躍し、具現化された人工知能(AI)が幅広い産業およびサービス分野へと移行する動きが始まる」と伝えた。
そして、同校の使命については「ロボットの身体能力向上だけにとどまらない。知覚、論理的思考、意思決定能力を高めることで、ロボットの『知能』を強化し、複雑な現実世界においてより効率的にタスクを実行できるようにすることだ」とした。
記事は、訓練のフレームワークについて「四段階で構成されている」と紹介した。最初に行われるのが「入学時の健康診断」で、各ロボットは、人間の学生が受ける入学試験と同様に、ハードウエアの性能やオペレーティングシステムの整合性、アルゴリズムの互換性を評価するための包括的な一連の検査を受ける。
その後、各ロボットは専門的な訓練を受け、それぞれの職業に合わせた専門コースに割り当てられる。これらのコースには、労働市場のニーズに応じて、産業用途、医療、芸術、スポーツなどが含まれる。
第三段階は実地評価で、各ロボットが実験室の環境以外でも割り当てられたタスクを効果的に実行できるかどうかを判断するために、実際の運用環境で評価が行われる。
最終段階は専門資格認定で、認定を受けた専門機関が各ロボットの能力を包括的に評価する。
選考に合格したロボットには特定の職業に就くための専門的な資格証明書が授与される一方、必要な基準を満たさなかったロボットはすべての認証要件を満たすまで訓練と学習プログラムを継続する。
記事は、杭州について「700社余りのロボット関連企業があり、中国の四足歩行ロボット産業の80%以上、人型ロボット産業の50%以上を占めている。これは同市が中国のロボットエコシステムの中核拠点として台頭していることを示している。同市の中核産業であるAI産業の今年第1四半期(1~3月)の売上高は前年同期比25.2%増の1229億元(約2兆9496億円)だった」と紹介した。











