改廃激しい炭酸飲料市場で30年間かけて独自ポジションを築き市場を上回る伸びをみせる「マッチ」 唯一無二の中味設計に支持拡大
堀内雄大製品部飲料チームマッチ担当PM
 炭酸飲料は飲料の中でも特に改廃が激しく生き残りが難しいカテゴリとされる中、大塚食品のビタミン炭酸飲料「マッチ」は昨年、数量ベースで4年連続の成長を果たし、ブランド誕生30周年を迎えた今年の出足も好調を維持している。

 インテージSRI+によると、2026年1-5月の炭酸飲料市場の販売本数(拡大推計)が4.2%増となる中、「マッチ」は8.5%増(同社出荷ベース)を記録し引き続き市場を上回る伸びをみせている。


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堀内雄大製品部飲料チームマッチ担当PM 好調要因について、6月10日、取材に応じた堀内雄大製品部飲料チームマッチ担当PMは、長年にわたる高校生共感・体感施策が結実したことに加えて、唯一無二の中味設計を挙げる。

 中味は、1日分のビタミンやゴクゴク飲みやすい微炭酸、ほどよい甘さとすっきりとした後味による形容しがたい独自フレーバーが特徴。

 堀内氏はユーザーから寄せられた声などから特徴を深掘りし、炭酸飲料でありながら水分補給とエネルギー補給の2つのニーズにも対応できている点が唯一無二の特徴であり、近年の成長を支えているとの仮説を立てる。

 唯一無二の中味設計がユーザーのニーズを取り込み、支持拡大につながっているとみられる。

 「『マッチ』は運動した後にゴクゴク飲める炭酸飲料を目指して開発されたことから運動後や何かやり遂げた後の飲用シーンを継続して訴求してきたが、水分補給として飲まれているほか、少し疲れたときにエネルギー補給としても飲まれている。飲用目的が単一ではなく複数あることも伸びている要因」との見方を示す。

 差別化された中味の中核をなす技術は、ビタミン・ミネラル・微炭酸の3つの組み合わせとなる。
 「個人的には、やはり、ビタミン・ミネラル・微炭酸の3つを調和させたことが、飲み心地のよさにつながり、ご支持をいただいているのだと思う」と語る。

 複数の飲用目的に対応しているとみられることから、昨年の暑すぎた夏でも力強さを発揮した。

 昨年は統計開始以降、最も暑い夏となったことで、不必要な外出を控える動きが起こり、このことがスポーツ・機能系飲料を含め飲料全体にとって逆風となった中、「暑すぎるなど状況が変わったとしても『マッチ』にはタッチポイントが他にもありプラスに推移した」と振り返る。

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