セブンプレミアム グローバル展開を加速 菓子・酒類など輸出 北村執行役員に聞く
輸出専用の缶チューハイ
 セブン&アイ・ホールディングスは、プライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」の持続的成長を目指す一環で、輸出などのグローバル展開を加速させる。北村成司執行役員グループ商品戦略本部長は「国内での事業をこれまで以上に強化しつつ、グローバルな視点も持ったブランドにしていきたい」と語った。


 同社は国際事業を新たな成長の柱に位置付けている。7月1日付でセブン‐イレブン・ジャパン(SEJ)グローバル事業推進部の機能をグループ商品戦略本部の「商品調達部」に統合し、「グローバルMD推進部」が発足した。

 現状、菓子やアルコール類等を台湾、香港、韓国、シンガポール、オーストラリアなどに輸出しているほか、海外専用商品も展開中。

 「輸出はまだ小規模」としながらも、「インバウンドの拡大で海外の方に当社PBをご好評いただく機会が増えた。世界中のセブン‐イレブンを見ても日本はPB比率が高く先行している。各国のニーズにあわせた商品施策を実践すればチャンスは広がる」と語る。

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輸出専用の缶チューハイ 直近はアメリカのセブン‐イレブン・インクらと会議や情報交換を増やしている。「各国のマーケットに共通するのはインフレの進行と業態間の競合激化だ。日本特有の状況なら人口減や少子高齢化があり、海外であれば消費格差が挙げられる」とした上で、「いずれにせよ各国とも差別化商品が必要であることは共通のテーマだった。それはつまりPBを指す。ここでしか買えない商品や価値の重要性は国が違っても変わらない」とコメント。

 当面は、「日本の『セブンプレミアム』とアメリカの『7‐Select(セブンセレクト)』等、各国のPBの良いところやアイデアをグローバルな視点で連携させたい」などと述べた。


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