明星食品 秋冬も汁なし麺拡大戦略 「一平ちゃん」で大型施策
一平ちゃんに「超特盛」、袋は全国展開
 明星食品は、秋冬シーズンも焼そばを中心とした「汁なし麺拡大戦略」を推進し、即席麺市場の活性化を目指す。主力の「一平ちゃん夜店の焼そば」ブランドは、即席焼そば(カップ麺・袋麺)カテゴリーでさらなる存在感アップを図るべく、今秋は「同 袋 からしマヨ付 5食パック」の全国展開や新商品「同 超特盛 からしマヨ2個付」の発売など大型施策を矢継ぎ早に投入、成長スピードを加速させる。


「焼そば・油そばの第一想起を目指す」

 8月7日に夏秋冬新商品発表会を開催。「明星 五重塔戦略 一番星の陣 2026」と銘打ち、きめ細かな商品ラインアップで消費の多様化に応えながら、自社の得意分野である汁なし麺をさらに伸ばしていく方針を示した。

 豊留昭浩社長は「当社は『一平ちゃん夜店の焼そば』『ぶぶか油そば』を中心に汁なし麺の売上比率が高く、25年度のカップ麺の販売構成比は52%(業界平均17%)と過半を超えた(インテージSRI+)。26年度第1四半期(4~6月)は『一平ちゃん』ブランドの袋麺をエリア限定で発売し、計画を上回る好スタートを切った。汁なし麺は気候変動や売場の変化を背景に市場全体でもプラス基調にある。当社は昨年春に始動した『汁なし麺拡大戦略』を26年秋冬も継続強化する」と語った。

 マーケティング施策は木所敬雄取締役マーケティング本部長が説明。「汁なし麺のカップは過去5年で市場が23%増(インテージSRI+)と伸びた。和風麺に比べて季節変動が小さいことも特徴。秋冬も汁なし麺で新商品やプロモーションを積極的に展開し、焼そばと言えば『一平ちゃん』、油そばと言えば『ぶぶか』、汁なし麺と言えば『明星』と第一想起(=一番星)してもらえることを目指す」と述べた。

 「一平ちゃん夜店の焼そば」は、直近5年間で出荷実績が約1.5倍と好調。今シーズンは春に東日本で先行発売の「同 袋 からしマヨ付 5食パック」を8月3日から全国展開に切り替えた。
仲野太賀さん起用の新テレビCMも放映中。

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一平ちゃんに「超特盛」、袋は全国展開

 新商品「同 超特盛 からしマヨ2個付」(24日発売)は、麺重量180g(レギュラー品比1.8倍)とボリューム満点。超大盛サイズの市場では後発となるが、食べ飽きしないよう「からしマヨネーズ」2個付で味変を楽しめる設計とし、製造ラインへの設備投資で麺塊1個を実現するなど差別化を図った。価格は340円(税別、以下同)。

「チャルメラ」「中華三昧」周年記念迎える

 アニバーサリーイヤーを迎える2ブランドにも注力。発売60周年の「チャルメラ」は年間を通じてちいかわコラボ、周年ロゴパッケージ、キャンペーン等を展開し、31日に新商品「チャルメラカップ 赤い味噌ちゃんこ味ラーメン」を発売。社員のアイデアから商品化したもので、縁起が良いとされる6種の素材を使用した。252円。

 発売45周年の「中華三昧」は生活者からの復活リクエスト№1の「同 四川飯店 四川風味噌」を24日発売。本格派のノンフライ麺に名店監修のピリ辛味噌スープをあわせた。197円。

 今秋以降、「チャルメラ」「中華三昧」の2ブランドはファッションブランドや漫画など異業種コラボを計画。
若年層へのアプローチも図る。

 韓国系の激辛カップ麺が伸びていることに着目し、「韓流辛麺(はんりゅうしんめん)」ブランドを立ち上げる。「激辛牛だしチゲラーメン」と「激辛濃厚カルボラーメン」を9月14日発売。スープに韓国で圧倒的に浸透している調味料「ダシダ 牛肉だしの素」を使用し、麺は明星ならではの技術で幅広のもっちりタイプを開発した。新たな柱商品に育成する。261円。

明星食品 秋冬も汁なし麺拡大戦略 「一平ちゃん」で大型施策
新ブランド「韓流辛麺」2品
新ブランド「韓流辛麺」2品ソース
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