初戦で強豪国オランダ代表に2度追いつきドローに持ち込んだ日本の次なる相手は、初戦でスウェーデン代表に1-5の大敗を喫し、電撃的な監督交代で世界を驚かせたチュニジアだ。
森保監督の采配的中。開始4分、日本が幸先よく先制する。GK鈴木彩艶から右サイドでパスをつなぎ、上田綺世が中央の田中へ。さらに田中は左の中村敬斗に展開する。ペナルティエリア内で仕掛けた中村は低くて速いクロスをゴール前に供給し、飛び込んだ鎌田大地が合わせて押し込んだ。なお、開始4分の得点は日本代表がW杯の試合で記録した得点としては史上最速。開幕節でもゴールを記録した鎌田は、日本人としては2002年日韓大会の稲本潤一氏以来となる、2試合連続ゴールを記録した。
その後は中盤での攻防が続くなか、31分に日本が大きな追加点を獲得する。上田がペナルティエリア手前でパスを受けると、味方の追い越しを待ちながらボールを運ぶ。
チュニジアは前半での崩壊を避けて、前がかりになることはなくブロックを敷く。日本はボールを握るものの攻めあぐねることになり、前半のうちに3点目は奪えず2点リードで折り返す。
後半もこう着状態が続き、日本はゴールの遠い時間が続いた。しかし、69分に鋭い中央突破で待ちに待った3点目を獲得。自陣から鋭い縦パスが差し込まれると、反応した田中はワンタッチで前方へスルーパスを供給。抜け出した伊東が相手GKとの一対一を制した。
勝利をほぼ手中に収めた日本は、73分に堂安律と鎌田を下げて菅原由勢と鈴木淳之介を投入。さらに79分からは冨安に代わって瀬古歩夢、中村に代わって鈴木唯人がピッチに立ち、鈴木淳、瀬古、鈴木唯はW杯デビューとなった。
そして83分、日本が歴史を破った。
その後に上田と代わった後藤啓介もW杯デビューを飾った日本はチュニジアに反撃の余地を与えずシャットアウト。記録ずくめの4-0完封勝利を収め、グループステージ突破に大きく近づいた。W杯のグループステージ2戦目は日本にとって長らく鬼門だったが、2002年日韓大会のロシア代表戦以来となる2戦目での白星を挙げた。一方、連敗のチュニジアは勝ち点でオランダ以下となり、当該チーム同士の対戦成績で日本とスウェーデンに敗れているため、敗退が決定した。
最終節は日本時間26日の8時から行われ、日本はスウェーデンと、チュニジアはオランダと対戦する。日本はスウェーデン戦で引き分け以上なら、2位以上でのグループステージ突破が決まる。
【スコア】
チュニジア代表 0-4 日本代表
【得点者】
0-1 4分 鎌田大地(日本)
0-2 31分 上田綺世(日本)
0-3 69分 伊東純也(日本)
0-4 83分 上田綺世(日本)
【スターティングメンバー】
■日本代表
GK:鈴木彩艶
DF:冨安健洋(79分 瀬古歩夢)、板倉滉、伊藤洋輝
MF:堂安律(73分 菅原由勢)、佐野海舟、田中碧、中村敬斗(79分 鈴木唯人)
FW:伊東純也、鎌田大地(73分 鈴木淳之介)、上田綺世(83分 後藤啓介)
【ゴール動画】日本vsチュニジア

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