モロッコのディオプ Photo/Getty Images
対立・口論の状況がレッドカードの条件に
ワールドカップ準々決勝の一戦で、モロッコ代表DFイッサ・ディオプのある行動が話題となった。口元を手で隠しながらフランス代表FWウスマン・デンベレと言葉を交わしたにもかかわらず、退場処分を受けなかったためだ。
今大会では、新ルールとして相手選手との口論などの際に、口元を手で隠して会話する行為が禁止されている。このルールにより、パラグアイ代表のミゲル・アルミロンやエクアドル代表のピエロ・インカピエがすでに退場処分を受けており、ディオプにも同様の処分が下るのではないかと注目が集まった。
海外のSNSでは、「ディオプはなぜ退場にならないんだ?」「口元を隠して話したらレッドカードではなかったのか」「誰かルールを説明してほしい」といった疑問の声が相次いだ。
しかし、このルールが適用されるには条件があるという。
まず、口元を隠した会話が相手との対立や口論の場面であること。そして、相手選手が主審に対して抗議や申告を行うことが必要になる。ディオプとデンベレの場面では、デンベレが審判へ訴えることはなく、対立的な状況とも判断されなかったため、退場処分は科されなかったようだ。
実際に退場となったアルミロンやインカピエのケースでは、いずれも相手選手が主審へ抗議したことがレッドカードにつながった。
試合はフランスがモロッコを2-0で下し、準決勝進出。新ルールの適用基準も話題となる一戦となった。

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