バルセロナがスペイン代表FWフェラン・トーレスの売却を検討しているようだ。13日、スペイン紙『マルカ』やスポーツ専門メディア『アスレティック』が伝えている。


 現在26歳のF・トーレスはバレンシアとマンチェスター・シティを経て、2022年1月にバルセロナへ完全移籍加入。左右のウイング(WG)とセンターフォワード(CF)をこなし、ここまで公式戦通算207試合出場63ゴール23アシストという成績を残している。ハンジ・フリック体制2年目の昨シーズンは公式戦21ゴールと決定力を発揮し、ラ・リーガ連覇に大きく貢献した。

 現行契約が2027年6月末までとなっているF・トーレスだが、現時点でバルセロナとの契約延長交渉は行われていない。報道によると、バルセロナはF・トーレスとの契約期間を延長する場合、同選手の前所属クラブであるマンチェスター・シティに800万ユーロ(約15億円)前後の追加費用を支払う必要があるとのこと。これは2022年1月の両クラブ間での移籍合意に含まれている条項であり、バルセロナが契約延長に消極的である理由の一つだという。

 こうした状況の中、バルセロナはF・トーレスが来夏にフリーで退団する事態を避けるべく、今夏の移籍市場での売却を検討している模様。ポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスがミランへ移籍し、韓国代表MFイ・ガンインやフランス代表FWブラッドリー・バルコラの去就が不透明となっていることから、パリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に興味を示しているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・シーラ氏によると、PSGはF・トーレスと2031年6月末までの5年契約締結で原則合意に達しており、バルセロナへオファーを提示する準備も整えているという。また、同選手に対してはプレミアリーグの2クラブも関心を寄せているようだ。
編集部おすすめ