アトレティコ・マドリードは、トッテナム・ホットスパーに所属するCBクリスティアン・ロメロの獲得に向けたオファーを準備しているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。


 すでにイ・ガンインなどの代表級の新戦力を続々と獲得しているロヒブランコスは目下、昨夏の“忘れ物”を取り戻しに向かうようだ。クリスティアン・ロメロの獲得。アトレティコ・マドリードは、ディエゴ・シメオネ監督も長年注目しているこの28歳に対して、1年前は約5500万ユーロ(トッテナムの要求額)を出し渋ったため頓挫したものの、今夏に再アタックを試みているとのこと。現在、約3000万ユーロ(約55億円)のオファーを準備しているとされる。

 ロメロとトッテナム・ホットスパーは、昨夏にアトレティコ・マドリードが撤退した後で2029年夏までの新契約を締結しており、移籍金は約4000万ユーロ(約73億円)という。それでもスペイン紙『マルカ』は、メトロポリターノに居を構えるクラブに「有利な材料がある」と指摘。その根拠として、アルゼンチン代表のCBが“チョロ(シメオネ監督の愛称)”の下でプレーしたいという願望を抱いているのに加え、現行契約にラ・リーガの3強からのオファーに限って発動できる特別な条項が盛り込まれていることも挙げている。また、インテルからもオファーが届いているとされるが、赤と白のシャツを着ることを最優先に考えているとのことだ。

 かくしてロメロ獲得に向けたロードマップは組まれた。そのために、マテウ・アレマニーSD(スポーツディレクター)が、資金の調達かつサラリーキャップの調整を推し進めている。同紙は、マッテオ・ルッジェーリがアストン・ヴィラ、ナウエル・モリーナはローマへの移籍が見込まれており、これが実現すれば多額の移籍金を手に入れられるとともに、高年俸となる同選手分の給与枠を空けることにもつながると伝えている。

 トッテナム・ホットスパーも放出を容認する構えで、ロメロとアトレティコ・マドリードが結ばれる未来は、現実味を帯び出している。
果たして今夏、この移籍は実現するのだろうか。
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