シント・トロイデンに所属するMF荒木遼太郎とMF松澤海斗が、現地時間30日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第4節のロイヤル・アントワープ戦でゴールを記録した。

 今シーズン、シント・トロイデンはここまで行われたジュピラー・プロ・リーグ2試合をともにドローで終えており、初勝利はお預け状態が続いている。
昨季のジュピラー・プロ・リーグを3位で終えたことで、今季はヨーロッパリーグ(EL)に予選プレーオフから出場したものの、同ステージではオモニア・ニコシアに2戦合計3-4で敗北。今季はカンファレンスリーグ(ECL)本大会に出場することが決まっている。

 EL予選で敗れた中、国内で再び勢いに乗りたい今節は、ここまで2勝1分けと好スタートを切ったロイヤル・アントワープと敵地で対戦。シント・トロイデンでは、荒木が今夏の加入後初の先発に名を連ね、GK小久保玲央ブライアン、畑大雅、谷口彰悟もスタメン入り。松澤、石渡ネルソン、新川志音がベンチから出番を待つ。また、ロイヤル・アントワープでは、GK野澤大志ブランドンと綱島悠斗がスタートからプレーした。

 試合は序盤の9分に動く。ロイヤル・アントワープのGK野澤が背後のボールを処理しようとボックスから飛び出たものの、処理が中途半端になり、セカンドボールをシント・トロイデンが回収。アルブノール・ムヤの左足シュートはゴールカバーに入ったリュカ・シェルフウに阻まれたものの、こぼれ球に反応した荒木が、ダイレクトでボレーシュートを突き刺す。今夏、鹿島アントラーズから加わった荒木が、ジュピラー・プロ・リーグのデビュー戦となったゲームで早速ゴールを記録し、シント・トロイデンが先制した。

 前半はこのままシント・トロイデンの1点リードで終了。後半に入ると58分、ロイヤル・アントワープのスナイデル・ポロソが、セットプレーの流れからヘディングシュートで同点ゴールを奪う。
それでも、シント・トロイデンは73分、ライアン・メルランからのフィードで背後を取ったサメド・バジュダルが、GK野澤の頭を超えるループシュート沈め、逆転に成功。76分には、直前に途中出場したばかりの松澤に、早速見せ場が到来した。

 シント・トロイデンは左サイドで3人が絡んでボールを進めると、前を向いたメルランが相手陣形を切り裂くスルーパスを供給。抜け出した松澤はペナルティエリア左の位置から右足で冷静に流し込んだ。昨年夏にV・ファーレン長崎からシント・トロイデンに加入した松澤の今季初ゴールは、チームの勝利を大きく手繰り寄せる一撃となった。

 終盤に入った90分には、カウンターの流れで右サイドを抜け出した松澤が逆サイドへ展開し、イリアス・セバウィからの折り返しをバジュダルが決めて勝負あり。試合はこのまま4-1でタイムアップを迎え、シント・トロイデンが今季のジュピラー・プロ・リーグで初勝利を手にした。

 シント・トロイデンの小久保、谷口、畑はフル出場。荒木は75分に途中交代した。松澤、石渡は75分からピッチに立ち、新川も後半アディショナルタイムに途中出場。一方で、ロイヤル・アントワープの野澤と綱島はフル出場した。

 シント・トロイデンは9月2日、第3節延期分でユニオン・サン・ジロワーズをホームに迎える。
一方、ロイヤル・アントワープは次節、9月5日に敵地でスタンダール・リエージュと対戦する。

【スコア】
ロイヤル・アントワープ 1-4 シント・トロイデン

【得点者】
0-1 9分 荒木遼太郎(シント・トロイデン)
1-1 58分 スナイデル・ポロソ(ロイヤル・アントワープ)
1-2 73分 サメド・バジュダル(シント・トロイデン)
1-3 76分 松澤海斗(シント・トロイデン)
1-4 90分 サメド・バジュダル(シント・トロイデン)


【ゴール動画】荒木遼太郎&松澤海斗が今季初ゴール!





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