◆第108回全国高校野球埼玉大会▽2回戦 寄居城北2―12栄北=5回コールド=(12日・熊谷)

 田村兄弟がそろってスタメン出場した寄居城北は、栄北に敗北を喫し初戦突破とはならなかった。

 兄・田村翼(3年)は「9番・一塁」、弟・要(2年)は「1番・中堅」でスタメン出場。

これまでの試合では、兄・翼が捕手、弟・要が投手を務める兄弟バッテリーでの出場が多かったが、2人の状態を考慮してこの試合では実現しなかった。寄居城北が放った計3本のヒットのうち、2本は田村兄弟が1本ずつ放っった。

 翼は弟について「もう相棒みたいなもの。これまで一緒にやってきたからこそ、最後(バッテリーを)組めなかったのはさみしい」と話すと、要も「(兄には)本当に感謝している。兄がいたから野球も始めたし、この高校にも入学した」と、互いに強く信頼し合っている。

 兄弟でともに挑んだ最後の夏は終わってしまった。あと1年を残す弟へ「来年はどういった形で試合に出場するか分からないが、どんな形でも勝ってほしい」とエールを送った。

 負けたままでは終われない。この借りは来年の夏、弟の要が返す。

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