今年でデビュー9年目を迎えた歌手の辰巳ゆうとが13日、大阪・中之島のフェスティバルホールで「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2026―Transformation―」のツアーファイナル公演を行った。

 同ホールに出演するのは今回が初めて。

自身最大のキャパ数2700席を誇る会場だ。名古屋、東京と続いて、大阪公演もチケットは完売し、「地元・大阪の会場の中でも目標の一つでしたので、チケットが完売できてうれしいです。最初は2700枚のチケットが売れるかどうか、完売するまではめちゃくちゃ不安でした」と心境を明かした。楽屋に入った瞬間から、独特の緊張感と歴史、空気感を感じたという辰巳。「学生のころは、氷川きよし先輩や事務所の演歌まつりなどを見に来ていた会場なので、そこで自分もコンサートができるというのは、うれしい気持ちと感動の気持ちがありますね」と感激した。

 全国から駆けつけた熱烈なファンで満席の会場。「冬の星座」で開幕し「念願だった大阪フェスティバルホールでのツアー、皆さんが叶えてくださって本当にありがとうございます。出てきたときからウルっとしてしまいました」とあいさつした。

 1956年に大ヒットしたエルヴィス・プレスリーの「ハートブレイク・ホテル」をはじめ、男女ダンサーの踊りを交えながら昭和の名曲カバー。中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」、沢田研二の「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」、続いて最新シングル「ロンリー・ジェネレーション」。さらにサザンオールスターズの「HOTEL PACIFIC」、和服に着替えて第5弾シングル「雪月花」、そして辰巳が尊敬する歌手・三波春夫の「長編歌謡浪曲『信長』」から映画「グレイテスト・ショーマン」のミュージカルナンバー「This is Me」へと、和から洋の世界へと雰囲気をガラリと変えての楽曲を熱唱した。

 アンコールでは、関西テレビの朝の情報番組「よ~いドン!」から生まれたオリジナルソング「百人力」を、この日のために応援に駆けつけた同曲の作詞・作曲者の円広志、「滋慶学園 大阪スクールオブミュージック専門学校」の生徒たち、4人のダンサーが全員加わって歌い上げた。

フィナーレは、新曲「ロンリー・ジェネレーション」を再度歌って全26曲を披露した。

 最後に、11月17日に同じ大阪フェスティバルホールで追加公演をすることを発表。辰巳は「皆さんの応援のお陰です。追加公演では、よりパワーアップしたステージをお見せしたいですね。フェスティバルホールの上は、大阪では大阪城ホールになるので、そこを目指して頑張っていきたいと思っています」と気合十分。さらに最終目標については「アリーナでツアーをするのが夢の一つでもあるので、アリーナでの全国ツアーをやってみたい」と次なる目標を掲げた。

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