◆第43回東海S・G3(7月26日、中京競馬場・ダート1400メートル)

 絶好の舞台が巡ってきた。ダノンフィーゴ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父イントゥミスチーフ)はこれまで全12戦中、10戦で今回と同じダート1400メートル。

「中央で左回りのダート1400メートルは一番いいと思う」と友道調教師は説明する。

 その思いを強めたのが前走の黒船賞だった。勝負どころで激しく手が動き、勝ち馬に馬体も並ぶことのない2着完敗。「(コンスタントに使ってきた)疲れもあったけど、力のいる馬場は合わないね」。高知は地方でも特にパワーを要すると言われる馬場。今回は砂質の軽い中央に戻る点は大きな後押しになる。

 友道厩舎は芝中長距離に強いことで有名だ。今までJRAで現役2位タイの重賞82勝中、芝2000メートル以上で52勝を挙げるが、7ハロン以下は勝ったことがない。開業25年目での大きな勝利へ向け、1週前には栗東・坂路で51秒5をマーク。調整は順調だ。「調教では全然動けないタイプだけど、今回は動けていますね。暑さも問題ありません」とトレーナー。

名門厩舎の異色派が自分の“庭”で躍動する。

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