◆第43回東海S・G3(7月26日、中京競馬場・ダート1400メートル)=7月21日、栗東トレセン

 照りつける太陽が偉大なDNAを呼び起こす。ベルジュロネット(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎、父ロードカナロア)の母はベルカント。

15、16年のサマースプリントシリーズを連覇した夏女だ。「夏負けのないように。カイバ食いが落ちることはないですね」と坂田助手。1月下旬から在厩が続くが、活気あふれる愛馬の姿が頼もしい。

 突然の覚醒ではない。デビュー前から坂路でラスト1ハロン11秒台をマーク。手応えには十分な余裕があった。「モノが違うなと感じていました。もっと早く出世しても、という感じでしたね」と同助手。前走の天保山Sでは好位から抜け出す正攻法で、2着に3馬身半差の圧勝劇を演じた。

 この中間も動きが目を引く。1週前には新たにコンビを組むMデムーロ騎手=栗東・フリー=が手綱を執り、CWコースで7ハロン96秒9―11秒4の好時計をマークした。

「ジョッキーは『走る。手前を替えてからの伸びは良かった』と言ってました。直線が長いのもいいと思います」と坂田助手。母が大好きだった季節に飛躍への第一歩を刻む。(山本 武志)

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