3人組ロックバンドWANDS「第5期」が来年3月をもって現体制での活動を終了することを22日、公式サイトで発表した。

 同サイトによると、WANDS「第5期」は2019年11月17日の始動以来、新たなWANDSの形を築くため、メンバー、スタッフ一同、全力で活動を続けてきたが、ボーカルの上原大史から「新たな表現へ進んでいきたい」という強い意向が示されたため、関係各所で協議を重ねた結果、来年3月の活動をもって一つの区切りとする結論に至った。

 メンバーの希望により、来年3月にラストライブツアー(9日に大阪・Zepp Namba、12日に東京ガーデンシアター、22日に愛知・IGアリーナ)を行う。

【上原大史コメント全文】

 いつも温かく応援してくださり、ありがとうございます。この度、私・上原大史は「WANDS」としての活動を終え、一人のアーティストとして活動していくことを決意いたしました。

 この約7年間、WANDSのボーカルとして活動させていただいたこと、そして、その中で出会えたすべてに、心から感謝しています。様々な思いがありましたが、皆様のたくさんの支えにより、ここまで続けることができました。今は心から「やってよかった」「出会えてよかった」と思えています。

 皆様と共有しあった時間のすべてが、今でも私の中で輝いていて、心から大切に思っています。それは、うそ偽りのない本心です。

 一方で、私が「WANDS」という歴史あるバンドのボーカルを担ったまま今後も活動していくことで「WANDSの大切な歴史やイメージを損ねてしまうのではないか」「荒らしてしまうのではないか」、そんな「枷(かせ)」が自分の中にずっとあり、7年経った今でも、モヤモヤとした気持ちをどうしても拭うことができなかった…。そして今、WANDSの上原大史としてやれることはやり切ったのではないかと思っています。

 正直、今回の決断を下すことは、とても怖いものでした。「WANDS」という大きな名刺を手放した自分に、何がどれだけ残るのか。

その不安は、今も決して小さくありません。

 それでも、「怖いからやらない」という選択は出来ませんでした。ただ、この決断が、WANDS第5期を続けたかった柴崎さんの思いや、第5期のこれからを楽しみにしてくださっていた皆様の期待に応えられないものになったことは、重く受け止めています。

 2027年3月のラストライブツアーでは、皆様への感謝を胸に、WANDSのボーカルとして最大限に努めさせていただきます。これまでWANDS第5期を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

 今でもメンバーのことは変わらず大好きです。そして、支えてくださったファンの皆さんのことを何より愛しています。これからの新たな歩みも、見守っていただけましたら幸いです。

 今後とも何卒よろしくお願いいたします。上原大史

【柴崎浩コメント全文】

 WANDSを支えてくれている皆様へ。とても残念なお知らせをしなければなりません。WANDS第5期の活動を終了することになりました。

 今まで通りWANDSのこれからを見ていた僕にとって、上原からの申し入れは大変ショックでした。

 上原の才能に惚れ、共鳴し、一つ一つ積み重ねたものが終わるということです。「まだまだ続けたかった」が僕の思いです。次の景色をみんなに見せたかったです。けれど、ボーカリスト不在で活動はできません。なので終了に至りました。

 再始動に至るには、WANDSの続きを見たいって僕の気持ち、上原の決意、木村の協力、プロデューサーの思い、これまでに残されてきた楽曲の数々、さまざまな思いや事の巡り合わせがあって実現しました。

 上原が加入を決めてくれたことや今まで一緒に頑張ってくれて素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことに感謝してます。木村が再始動に協力してくれてこれまで頑張ってくれたことへも同様です。そして、多くのファンの方々に支えて頂きました。その全てがなければできない素晴らしい経験をさせてもらいました。

 これまで簡単な道のりではありませんでした。

またいつでも再始動できるとも限りません。僕のWANDSを続けたいという思いは一旦断ち切られてしまったけれど、その思いは今もなお消えていません。その時が来ることを願って前向きに活動していきます。

 これまでWANDS第5期を受け入れて応援してくれた皆さん本当にありがとう。心から感謝しています。

 WANDS第5期のこの先を見せてあげられなくてごめんね。今までありがとう。柴崎浩

木村真也コメント】

 活動終了のお知らせをする日が来てしまい、とても寂しい気持ちです。

 WANDS第5期の始動が決まった時、上原や柴崎の姿を見て、「自分にできることがあるなら力になりたい」という思いでここまで歩んできました。

 しかし、私が体調を崩してからは、思うように活動に参加できず、ライブやイベントで皆さまとお会いする機会も少なくなってしまいました。応援してくださる皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、それでもSNSやお手紙を通して温かい言葉をかけ続けてくださったこと、本当に大きな励みになっていました。

 ここまで見守ってくださったファンの皆様、メンバー、スタッフ、関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

WANDS第5期として過ごした日々や皆様との思い出は、これからもずっと大切にしていきます。

 そして、WANDSに新たな可能性を示してくれた上原の次なる挑戦を陰ながら応援しています。木村真也

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