◆第108回全国高校野球選手権東東京大会▽決勝 関東第一10―4二松学舎大付(27日・神宮)

 4年ぶりの夏の聖地を目指した二松学舎大付は関東第一に敗れ、甲子園出場を逃した。

 初回にビッグチャンスを迎える。

2本の安打と犠打野選で無死満塁のチャンスを作るも、一本が出ずに無得点に終わった。逆にその裏に4点を先制されると、4回まで毎回失点でリードを広げられた。

 9点ビハインドで迎えた6回。2死走者なしから6番・福和田啓太外野手(3年)が左越えの本塁打を放って1点を返した。7回にも1点を失い、迎えた9回。このままで終われない二松学舎大付が意地を見せる。無死満塁のチャンスを作り、安打と内野ゴロの間に3点を奪ったが届かなかった。

 市原勝人監督(61)は「初回の攻撃がすべてだったかな。(選手たちは)よく頑張ってやったと思う。もう少し粘り強く戦わせてあげられれば」。最終回に粘り強い攻撃を見せたが、「最後に粘りは見せた。(初回が)明暗を分けた」と、無死満塁から得点を奪えなかった初回を悔やんだ。

 本塁打を含む3安打を放った福和田も「初回に満塁を作ってから、点を取りきれなかったところが勝敗を分けたと思う」と、流れを持ってくることができなかった初回を敗因に挙げた。

 今夏はメンバー入りした20名のうち、11名が1、2年生。この悔しい経験を糧に、来夏での甲子園出場を目指す。

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