女優の岸井ゆきの(34)が、WOWOW「連続ドラマW 恩田陸 ユージニア」(11月8日スタート、日曜・後10時、初回無料放送)で主演することが2日、分かった。

 恩田陸氏が2005年に発表し、日本推理作家協会賞、20年の米「NYタイムズ・今年の100冊」や、22年「ドイツ犯罪小説賞・国際部門」1位など国内外で高い評価を受けたミステリー小説の実写化。

かつての大量毒殺事件にまつわる人物が、30年の時を超えて事件に翻弄(ほんろう)されていく姿が安達奈緒子氏の脚本で描かれる。

 岸井が演じるのは11歳で、17人が死亡した毒殺事件の目撃者となり、20代で事件をモチーフにした小説を書きベストセラーとなった満喜子。40代になり、とあるライターから事件の真相を探られる役柄だ。

 中学時代から恩田作品を愛読しており、喜びと同時に「同じくらいのプレッシャーもありました」。事件に翻弄される人々の話を聞いて回った20代、ライターから事件の真相を問われる40代など、異なる年代を演じ分け、さらに話す相手によって声色や話し方を変幻自在に変える難役への挑戦。「話す人や、その時の気持ち、状況によって話す速度やイメージが変わる役だったので、シーンとシーンの繋(つな)がりを気にせずお芝居をするのは新鮮でした」と語った。

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