◆米大リーグ カブスドジャース(5日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が5日(日本時間6日)、鈴木誠也らを擁する敵地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場し、今季初の1試合2発となる26号2ランを放った。3点を追う8回2死一塁の場面で右腕ゼファジャンの外角低めスイーパーを逆方向にはじき返すと、打球は左翼フェンスを越えた。

ボールはグラウンドに落ちたが、審判は本塁打の判定。悠々とダイヤモンドを一周した。チーム115試合目での26号はシーズン換算で36・6発ペースとなった。

 初回の1打席目は、直前に両者笑顔を浮かべると、初球は顔付近の内角高めのボール球。大谷がのけぞって避けると、今永をジッと凝視し、苦笑いを浮かべていた。フルカウントから真ん中高めの91・7マイル(約147・6キロ)直球を完璧に捉えると、打球速度110・2マイル(約177・4キロ)、角度20度で発射されたライナーが右翼スタンドまで届いた。

 大谷にとっては、通算35本目の初回先頭打者本塁打で、日本人最多記録を持つ現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏の「37」まであと2本。ド軍移籍後では3年目ながら29本目で、D・ロープスを上回って単独2位に浮上し、首位ベッツの32本に残り「3」と迫った。

 大谷の一発がPCAにも火を付けた。大谷と同じくMVP候補有力とされるカブス1番のピートクロウアームストロングは1回裏、初球を中堅にはじき返し、大谷と同じく25号初回先頭打者アーチを“お返し”すると、これだけでは終わらなかった。2回には適時二塁打で追加点を挙げ、さらに4回には右翼ビジョン直撃の26号2ラン。24歳のスターの大暴れに敵地は総立ちとなった。

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