元DeNAの田中健二朗投手(36)が、母校・常葉大菊川高の特別投手コーチに就任したことが8日、分かった。2007年のセンバツで常葉菊川(現・常葉大菊川)を初の甲子園優勝に導き、同年夏の選手権でも4強入りに貢献。

同年秋の高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団した。NPBでは通算274試合に登板し、14勝13敗1セーブ64ホールド、防御率3・64をマーク。24、25年の2シーズンはプロ野球ファームリーグのくふうハヤテでプレーし、25年限りで現役を引退した。

 田中氏はしずおか報知の電話取材に応じ、就任の経緯を説明。07年センバツ優勝時にバッテリーを組み、現在は同校を率いる石岡諒哉監督から依頼を受けたという。「菊川の野球にひかれ、菊川でプレーしたい、甲子園を目指したいという子たちの背中を後押しできれば」と思いを込めた。田中氏は以前から、年代を問わず甲子園やプロ野球選手を目指す選手を対象とした野球アカデミーの設立を構想。今年2月には、引退したプロ野球選手が学生を指導する際に必要な「学生野球資格回復制度」の研修を受講して認定を受けていた。現在は母校・常葉大菊川でのみ指導に携わっており、今夏には静岡県大会準優勝の成績を収めていた。

編集部おすすめ