◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―ドジャース(8日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースの大谷翔平投手(32)が8日(日本時間9日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、7回先頭の3打席目は空振り三振に倒れ、敵地は大熱狂となった。今季ワースト7連敗中のチームは先発右腕ファートに苦戦するなど、7回終了時点でパヘスの内野安打2本のみと、完全におさえ込まれている。

一方、先発の山本由伸は6回途中無失点と力投で試合を作った。

 大谷にとっては2戦ぶり27号に期待がかかる一戦。相手右腕ファートとは試合前時点で通算21打数5安打、1本塁打、2打点、打率2割3分8厘。1打席目は初球をたたいて一ゴロに倒れた。2打席目は内角直球をうまくすくい上げる大飛球を右翼に放ったが、フェンス手前でDバックス・キャロルのグラブに収まった。

 チームは今季ワースト7連敗中と長いトンネルから抜け出せずにいる。大谷は前日の初戦では、同点で迎えた7回1死満塁の絶好機。打席に向かう際にはMVPコールもわき起こったが、2球目の内角シンカーを引っかけて二ゴロ併殺。連続試合安打も今季最長タイ「9」で止まるなど、打線がかみ合わなかった。

 大谷は、試合前にはグラブを持ってグラウンドに登場。ブルペンに向かって壁あてを行うと、その後はグラウンドに戻って、キャッチボールを開始。プライアー投手コーチらが見守る中、最長30メートルに距離を広げ、約20分ほど投げ込んだ。

右翼付近でのキャッチボールを終えると、スタンドのファンに恒例のボールプレゼント。もみくちゃの中で男性が“お宝”をゲットすると、騒然となる中で大谷はクールに引き揚げていった。左膝痛の影響で投球を中断していたが、実に2週間ぶりの投球再開となった。

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