卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 最終日(9日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク5位で昨年大会覇者の張本智和(トヨタ自動車)が同3位で第1シードの松島輝空(そら、木下グループ)を4―2で破り、決勝進出を決めた。

 松島には全日本選手権で昨年から2年連続で敗れているが、国際大会はここまで4勝1敗としていた。

世界ランクでは上回られたものの、経験豊富な23歳は「自分のことができれば勝てない相手ではないと思うので、しっかり準備したい。相手は関係ない。自分のプレーを発揮できれば全員に勝てると思います」と自信を持って臨んでいた。

 立ち上がり、サーブからの展開、バック対バックのラリーで安定感を示して波に乗り、第1ゲーム(G)を11―4、第2Gを11―8で連取した。だが、第3Gは相手にフォアの強打を浴びる場面が増え、8―11で落とした。

 第4Gは両者タイムアウトを取り合い、一進一退の激しい攻防が続いた。11―11からネットインで失点する不運もあったが、高速ラリーを制してすぐに追い付いた。その後も互いに得点を奪い合ったが、15―15からフォアが外れて失点。3球目のバックがネットにかかって15―17となり、ゲームカウント2―2と追い付かれた。

 第5Gは3―2から鮮やかなフォアストレートで打ち抜かれ、そこから3連続失点。相手にペースになりかけたが、台上の技術で流れを変え、最後はフォアを振り抜いて8連続得点で一気にゲームを奪った。第6Gは5―5から互いの意地をぶつけ合うような激しいラリーも見せた。

得点には結び付かなかったが、引きずることなく勝ちきった。

 準決勝での日本勢対決を制し、大会2連覇に王手をかけた。昨年はホームの声援に後押しされ、決勝で当時8連敗していた世界ランク1位の王楚欽(おう・そきん)=中国=を4―2で破った思い出の大会。同じく決勝進出を決めている妹の美和(木下グループ)と兄妹制覇に挑む。

 張本智はゲーム後、「(きょうだいそろって決勝進出は)うれしい。(決勝へ)相手が誰であろうと自分のプレーをやり切る。優勝目指して頑張りたい」と話した。

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